昨日の金曜日から月曜日まで、イースター(復活祭)の連休です。
昨日はグッド・フライデー。
友人の家でウクライナの伝統的なイースター・エッグ作りに初挑戦してみた。
これまで一度も挑戦しなかったことを後悔したほど、なかなか楽しい作業だったが、一つ作るのに4、5時間はかかるという、忍耐のいる作業。肩も腰も痛くなります。
では、作り方を紹介しましょう。
まず無くてはならない道具。

キスカ(Kistka)。これで卵に描いて行く。
左のは伝統的な道具、右のは電動式。
左の器の液体は酢で、描く前に卵の油分を洗い取るのに使う。

ろうそくと、鑞。

キスカの上の小さな器に鑞を入れ、ろうそくの火であぶって融かして、卵に模様を描く。電動式の場合は、あぶる必要なしなので、早い。
私が使ったのはこの鑞で、電動式のキスカ。

そして、染色用の液。左の黄色が一番薄く、右の黒が最後に染める色。

このように、卵に触れないように鑞で描いて行く。

最初のラインが終わったら、一番薄い色の黄色の液に卵をつけて染色。
薄い色から順番に濃い色へと染めて行く。
鑞で最初に描いた部分は、染まらないため最終的には白になる。

およそ5分で、奇麗に染まった。
取り出した卵に更に鑞で加筆して行き、次は隣のオレンジの液で染め、取り出したらまた加筆、と繰り返して行く。

夫の卵。赤紫まで染めた状態。

私の卵。最後の黒まで染め終わった状態。
染色が全て終了したら、卵の中身を取り除く。

卵をしっかりと固定し、優しく少しずつナイフで穴をあけて行く。
卵の上と下にそれぞれ1.5ミリ程度の穴をあける。

両方に穴があいたら針金で中身を崩し、出し易くする。
この後、口で上から空気を入れ、中身を下の穴から出すのだが、写真は結構見苦しいため載せないことにした。
思い切り吹いてもなかなか白身が出なくて、便秘のような感じ。
手で引っ張りながら助けてあげ、いったん繋がった白身が出てしまえば、最後に黄身がシャーッと出て卵は空になる。

空になった卵をろうそくの日であぶり、描いた鑞を溶かしながら拭き取る。

しっかりと鑞を拭き取ったら出来上がり。
鑞が奇麗に取れると、想像もしなかったような奇麗なイースター・エッグになって、びっくり。
初挑戦にしては、我ながら上出来。


左は夫作。伝統的な模様を無視し、自分流に、しかもかなりの短時間で制作。
『最悪』と言っていたわりには、そんなに悪くもないものが出来た。
右のは私作。夫の1.5倍の時間を要して制作。一応伝統的な絵柄を意識しつつも、自己流適当にアレンジ。
想像以上に良く出来て、満足。
エドモントンには早くから入植したウクライナ人が多く、郊外にあるウクライナ村や、夏のヘリテージ・フェスティバルやカナダ・デイでお披露目されるウクライナ・ダンスはとても人気。
ウクライナのイースター・エッグもこれまで何度も目にして来たけれど、自分で作ったのは初めて。
大変楽しかったので、またチャンスがあれば来年も作ってみたい。
興味がある方は、ぜひ作ってみてください。
ウクライナ・イースター・エッグを作ってみたいと思った方は、ポチッと押して行ってくださいな。



昨日はグッド・フライデー。
友人の家でウクライナの伝統的なイースター・エッグ作りに初挑戦してみた。
これまで一度も挑戦しなかったことを後悔したほど、なかなか楽しい作業だったが、一つ作るのに4、5時間はかかるという、忍耐のいる作業。肩も腰も痛くなります。
では、作り方を紹介しましょう。
まず無くてはならない道具。

キスカ(Kistka)。これで卵に描いて行く。
左のは伝統的な道具、右のは電動式。
左の器の液体は酢で、描く前に卵の油分を洗い取るのに使う。

ろうそくと、鑞。

キスカの上の小さな器に鑞を入れ、ろうそくの火であぶって融かして、卵に模様を描く。電動式の場合は、あぶる必要なしなので、早い。
私が使ったのはこの鑞で、電動式のキスカ。

そして、染色用の液。左の黄色が一番薄く、右の黒が最後に染める色。

このように、卵に触れないように鑞で描いて行く。

最初のラインが終わったら、一番薄い色の黄色の液に卵をつけて染色。
薄い色から順番に濃い色へと染めて行く。
鑞で最初に描いた部分は、染まらないため最終的には白になる。

およそ5分で、奇麗に染まった。
取り出した卵に更に鑞で加筆して行き、次は隣のオレンジの液で染め、取り出したらまた加筆、と繰り返して行く。

夫の卵。赤紫まで染めた状態。

私の卵。最後の黒まで染め終わった状態。
染色が全て終了したら、卵の中身を取り除く。

卵をしっかりと固定し、優しく少しずつナイフで穴をあけて行く。
卵の上と下にそれぞれ1.5ミリ程度の穴をあける。

両方に穴があいたら針金で中身を崩し、出し易くする。
この後、口で上から空気を入れ、中身を下の穴から出すのだが、写真は結構見苦しいため載せないことにした。
思い切り吹いてもなかなか白身が出なくて、便秘のような感じ。
手で引っ張りながら助けてあげ、いったん繋がった白身が出てしまえば、最後に黄身がシャーッと出て卵は空になる。

空になった卵をろうそくの日であぶり、描いた鑞を溶かしながら拭き取る。

しっかりと鑞を拭き取ったら出来上がり。
鑞が奇麗に取れると、想像もしなかったような奇麗なイースター・エッグになって、びっくり。
初挑戦にしては、我ながら上出来。


左は夫作。伝統的な模様を無視し、自分流に、しかもかなりの短時間で制作。
『最悪』と言っていたわりには、そんなに悪くもないものが出来た。
右のは私作。夫の1.5倍の時間を要して制作。一応伝統的な絵柄を意識しつつも、自己流適当にアレンジ。
想像以上に良く出来て、満足。
エドモントンには早くから入植したウクライナ人が多く、郊外にあるウクライナ村や、夏のヘリテージ・フェスティバルやカナダ・デイでお披露目されるウクライナ・ダンスはとても人気。
ウクライナのイースター・エッグもこれまで何度も目にして来たけれど、自分で作ったのは初めて。
大変楽しかったので、またチャンスがあれば来年も作ってみたい。
興味がある方は、ぜひ作ってみてください。
ウクライナ・イースター・エッグを作ってみたいと思った方は、ポチッと押して行ってくださいな。




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