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ロック・コンサート行ったかと思いきや、趣向が全然違うんですけど、オペラ鑑賞。

ホフマン物語
ジャック・オッフェンバック作曲、『ホフマン物語』(原題:Les Contes d'Hoffmann/英題:The tales of Hoffmann)。休憩が2回入って、全部で5幕。


サーカスの歌姫ステラに恋する酔っぱらいの詩人ホフマンは、ステラに横恋慕し、彼女がホフマンへ宛てた手紙を盗んだ議員のリンドルフに嘲笑され、過去の3つのラブ・ストーリーを語る。

ホフマン物語
最初の愛、機会仕掛けの人形オランピア。

発明家のスパランツァーニが作った機会仕掛けの人形オランピアを、スパランツァーニの娘と信じて恋するホフマン。オランピアの目を売ったコッペリウスから買った不思議な眼鏡をかけると、本物の人間にしか見えないため、オランピアが人形とは気がつかない。
しかしスパランツァーニの支払いが不渡りとなり、怒ったコッペリウスはオランピアを壊してしまう。一方眼鏡が壊れたホフマンは、オランピアが人形であることに気が付き、人に笑われ失意に打ちのめされる。


ホフマン物語
二人目の愛、歌うと死んでしまうアントーニア。

歌を歌うと死んでしまうという奇病を持つサーカス歌手のアントーニアは、亡くなった毋と同じ運命を辿ることを恐れる父クレスペルにより、歌うことを禁じられる。ホフマンとアントーニアは夫婦になることを約束するが、アントーニアの病気を治すという医者、ミラクル博士にそそのかされて歌を歌ってしまったアントーニアは力つきて命を落とす。傷ついたホフマンは酒に頼る様になる。


ホフマン物語
三人目の愛、娼婦のジュリエッタ。

魔術師ダペルトゥットの手に輝くダイヤに心を奪われたジュリエッタは、ダイヤとの交換のため、ダペルトゥットに言われるままホフマンを誘惑し、鏡に映る姿を盗むことを約束する。愛への希望を失っていたホフマンだが、ジュリエッタの魅力に負け、鏡の姿を渡してしまう。
先にダペルトゥットの犠牲で影を奪われたシュレミールは、ジュリエッタへの愛のためにホフマンとの決闘を申し込むが、ホフマンがナイフでシュレミールを殺すと、ジュリエッタは豹変しダペルトゥットと共に立ち去ってしまう。裏切られたホフマンは再び酒のビンを手にする。


過去の悲しいラブ・ストーリーを語り終えたホフマンはますます酔い、オランピア、アントーニア、ジュリエッタの3人が実は異なる角度から見たステラであることに気がつく。
また、3つの物語でいつも共に行動して来た友人のニクラウスは、ホフマンの愛と創造のミューズであることを明かす。
酔いつぶれた姿のホフマンをみたステラは、議員リンドルフと共に立ち去るが、ミューズはホフマンが本当に愛するものは、過去の女性達ではなく創造への愛であり酒であると諭し、ホフマンは詩人として新たな創造力を得るのだった。



人への愛よりも芸術への愛に生きなさい、と言いたいのか。創造への愛は良いとして、酒はどうなのよ?...と、なんだか悲しいんだか嬉しいんだか良くわからないお話ですが、オペラの舞台は奇麗で印象的でした。
また、それぞれの幕で出て来てはホフマンの愛を壊す男、リンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥットの4人は全て同じ歌手が演じているが、ステラの別視点から見た人物像というホフマンの3人の過去の恋人が、3人の異なる歌手によって演じられているのと対象に、悪を共通点に悪人は一人が様々な形で演じているという創りは面白いなと思った。なるほどね〜と。


歌手も一人一人皆良いと思ったが、私が一番印象に残っているのは、最初の愛オランピアの幕。
オランピア役のソプラノ歌手が素晴らしかった。演技というか、機械仕掛けの人形の動きがコミカルで面白かったし、いったい何オクターブでるんですか!という歌声に、耳も目も釘付け。声域が広いだけでなく、声もしっかり良く通って歌も抜群に上手かった。

後でプロフィールを見たら、テイヤ・カサハラという名前。風貌や名前から、もしや日本人の血が混ざっているのかもと、ますます気になりました。基本的にオペラ好きという訳ではない私だけれど、彼女がまたエドモントンで舞台に立つなら観に行きたいという気にさせてくれる歌手です。

オペラ歌手というと豊満なイメージがあるけれど、彼女を見ると別に体格ではなく、やはり生まれ持った声だよな〜と思います。


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