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カナダの女優で映画監督・脚本家でもある、サラ・ポーリー(Sarah Polley)の初ドキュメンタリー作品『ストーリーズ・ウィ・テル』(Stories We Tell)。
ストーリーズ・ウィ・テル

俳優の両親の元、5人の兄弟姉妹の末っ子として産まれたサラ・ポーリーは、11歳で毋をガンで亡くし、大人になった時父と信じていた人物とは血の繋がりが無い事を知る。
育ての父であるマイケル・ポーリーの視点から書いた実話ナレーションをバックに、家族全員や関係者とのインタビューを通し、母ダイアンがどんな人物であったのか、そしてそんな毋と関係した本当の父親は誰なのかを探して行くドキュメンタリー。
実際に撮影された過去のフィルムも多いが、ダイアンの私生活に関わる過去の回想シーンのいくつかは俳優が演じている。


映画評には珍しく、5つ星も付いていたので観に行ったわけですが、なかなか良かったです。
誰もが、自分が主人公の人生のドラマの中で生きて来た、または生きているのだと思うが、その中でもサラ・ポリーの生い立ちは確かにそれなりにユニーク。
非常にプライベートな事である自分の出生の秘密を、ドキュメンタリー映画にして公開しようということは、そう簡単な決定では無かったと思うが、別の人の手によって公になるよりは、自分または自分を育ててくれた父の手によって語られるべき話であるのは確か。父マイケルがこの物語のナレーションを”書いた”という事実は、このドキュメンタリーを観るととても皮肉な話に思えるが、だからこそ感動的でもある。
サラの実の父発覚のエピソードもびっくりなのだが、映画が終わったかな〜と思った後に出て来る最後のワンシーンが、これ以上の終わり方は無いってくらいに最高。感情的且つ真面目なインタビューで構成されていて、しんみりとしてしまうのかと思いきや、サラ自身が明るくカラッとしているので映画自体も重く無く、更に最後にこの1本締めで、笑顔で劇場を後に出来ること間違い無し。


ストーリーズ・ウィ・テル
カメラを回すサラ。良く見たら、テレビの脇に猫が寝てる!


ストーリーズ・ウィ・テル
美しい回想シーン。
実際の若かりし頃の父母の映像と、俳優達が演じる回想シーンが頻繁に切り替わって、全然違和感無し。というか、時折本人との区別が付き難いくらい良く出来ている。




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