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またまた久しぶりの映画。
英語タイトルを直訳で、邦題は『さようなら、私の女王』かと思ったら、全然違っていた、
farewell my queen-
『マリー・アントワネットに別れをつげて』(Farewell, My Queen)。フランス映画です。
『女王』と付けてしまうと、エリザベスかと思う日本人は多そうだし、マリー・アントワネットと聞いてそそられる日本人も多そうなので、妙に納得の邦題。

(公式サイトをリンクさせましたが、私としてはここではストーリーを書き過ぎていると感じるので、観に行こうと思っている方は、読まない方がいいかもしれません。)

1789年フランス革命の前夜、パリから遠く離れたヴェルサイユ宮殿では、いつもと変わらぬ生活が送られていた。しかしバスティーユが襲撃されたとの知らせが届き、王妃とその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載ったギロチンリストが発表される。
召使いや貴族達が恐れを抱く中、マリー・アントワネットに心酔する王妃朗読係のシドニーは、最後まで王妃への忠誠を誓う...。

マリー・アントワネットとの最後の3日間を、朗読係である若いシドニーの目を通して描いた物語。


さようなら女王
美しく、時に優しそうでいながら、常人には理解出来ない言動、時に冷酷さを見せる。そんなマリー・アントワネットを、ドイツ人女優ダイアン・クルーガーが怪演。
常識を逸脱し、そうとう自己中心的思考ではあるが、周りが全てそんなんで、それを当たり前として育って来ているから、悪気は全く無さそうに見える。


さようなら女王
王妃への忠誠は、秘めた愛。そんな彼女の心を知ってか知らずか、弄ぶようなマリー・アントワネット。
陰のある目線が印象的な、シドニー(レア・セドゥ)。


さようなら女王
コスチューム・プレイの楽しみは、やっぱりその豪華衣装とセット。
今回は実際にヴェルサイユ宮殿で撮影されたとのことで、ますます豪華。また、通常は入場禁止の場所でも撮影が行われたらしいので、そんな宮殿内背景を観る楽しみもあり。
鏡の間、隣接する客間、ヘラクレスの間、小トリアノン、中庭、宮殿の周辺の舗道側と街側が、すべて本物のヴェルサイユ宮殿の建物だそう。

私も一度だけヴェルサイユ宮殿訪れたことがあるけれど、中に入ってそのゴージャスさに目眩がしたほど。
飢えた国民が革命を起こしたのも無理ないね、と思わずにはいられない贅沢さ。
更に、こういう環境で育ったら、下々の民のことなんて良くわからないだろうな、と。


ヴェルサイユ宮殿のゴージャスさも見どころですが、映画そのものも割と良いです。
話の進め方、俳優の演技、物語目の付けどころ。歴史を元にしたフィクションではあるけれど、史実を元にしたフィクションて、なぜか非常にそそられるもの。
ただし良い映画だとは思うが、観終わった後後々まで尾を引いてしまう程の傑作ではないとの感想。何かとても大きなドラマが発生(バスティーユ襲撃はドラマだけれど、ここでは背景なので)するというわけでもないので、全体的に平たんに感じる。それでも、あまり後には残らないけれど、なんとなくじわじわと染み入る感じの良さと言えるかも。


ところで、始めに”日本語公式サイト、ストーリー書き過ぎと感じた”と書いたけれど、日本の予告編も出し過ぎな感あり。もう観ちゃった方には遅いですが、まだの方でこれから映画を観に行こうと思っているなら、英語字幕ですが、こちらの予告編にしておいた方が良いかと。




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