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アルバータ大学の芸術・デザイン学部は、ファイン・アート・ビルディング(Fine Art Building)の中にある。因に演劇や音楽もここ。
そしてビルの頭文字を取ったFAB(ファブ)ギャラリーはこのビルの一階にある。
このギャラリーでは主にアルバータ大学関係の作品展、交流展、ゲストアーチストの個展、大学院生の修了制作個展等が、一年を通じて開催されている。


昨日は、アルバータ大学美術学部の新しい教員2人の展覧会のオープニングがあったので、観に行ってきました。


ダニエラ
入り口側と2階に展示のダニエラ・シュルター。 ドイツ人です。 
2年前から採用の、版画科の教員。

作品は紙の上に描かれたミクスト・メディア作品。簡単に説明すると、版画、デジタルプリント、ドローイングなどを組み合わせた混合技法。

初めて作品を見た時から、私の好みで好感を持っていたので、今回エドモントンでの初個展をとても楽しみにしていた。
ギャラリー入り口の小さいスペースに、案内に印刷されているのと同様の、少し古いモノクロの銅版画作品が展示されている。
近づいてみると画面にいろいろ細かい物が描かれてあるのが面白い。
白黒の使い方のセンスも良いです。

ダニエラ2
2階には大型のカラーのミクスト・メディア作品。洋紙の上に薄い和紙を割と無造作に貼付けてあるのと、ドローイングや版画のインクの盛り上がりで厚みがあり、一見紙に描かれているとは思えないくらい力強い作品。

この他に、自身の版画集やビデオプロジェクターで壁に映した、生と死を表現している(らしい)植物の映像など。
このビデオに関しては疑問もありますが、ミクスト・メディア作品の、さりげなかったり大胆だったりする線や色の使い方、構成等が上手く、何度見ても個人的に好きだし、これからも新作がとても楽しみ。
基本的に、人と自然、科学と自然などの関係に興味があるようです。



そしてもう1人。
マリア
マリア・ホワイトマン。
この人は、写真家だけど大学ではドローイング科の教員として採用された。

テーマは人と動物、自然と人間といったところ。
ダニエラのテーマとかぶっている部分もあるが、この人の作品はそれがもっと顕著。
案内の作品は最新シリーズの一つということらしいが、最新シリーズは動物の一部をアップで撮影した写真をデジタル・プリントアウトしたもの。とても美しい写真で、どこの一部を撮影したのかぱっと見よく分からず、本物か偽物かも明らかでないため(本物なのでしょうけれど)、想像が膨らみとても面白い。

しかし部屋を進むに連れ、作品の質が落ちて行くのがちょっと残念。
特に動物の絵のTシャツを来た人のポートレート・シリーズでは、テーマと表現がクリア過ぎて趣味の域を出ていない感がある。せめてTシャツに書かれている『バンフ』っていうロゴは消して欲しかった。
そして、最後の部屋のドローイングと芝生のテーブルはどうなのよ、と。
人工芝のテーブルの上に、ゴルフ楽しむミニチュアの人達を乗せたくなったのは私だけではないはず。
でもそれが狙いなのかもしれないから、このテーブルよりもそれを囲むドローイングがマズかったと言っておこう。


マリア2

奥に行くに従って作品は古いということだそうだが、最新のシリーズがとても良かったのが救い。
最新作が良かったということで、今後が楽しみな写真家です。



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コメント

ありがとうございました。
またどうぞ^^。
Akitanic│URL│04/18 19:46│編集

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
職務経歴書の作成│URL│04/16 18:38│編集
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