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昨年1月に新装オープンした、アルバータ美術館
通常の展覧会のオープニングとは別に、どちらかというと若い人達を対象にした、クラブスタイルのチケット制オープニング・パーティ『リファイナリー(Refinery)』を、年に3回程開催している。
若い頃と違って夜遅く出歩くことの無い私は、『リファイナリー(Refinery)』に参加したことはないが、先週の土曜日に、ついに潜入することになった。
その理由とは...

6月4日のパーティは、アルバータ美術館で5月28日から開催中の『アンディ・ウォーホル展』に合わせて、『リファイナリー(Refinery)』+『ウォーホル』=『ファクトリー・パーティ(Factory Party)』というタイトルが付いていた。
ウォーホルと言えば、シルクスクリーンということで、アルバータ美術館とSNAP(北アルバータ版画家協会)の共同企画で、公開シルクスクリーン・ファクトリーというイベントを開催。私はそのボランティアの1人だった。

公開スクリーン・ファクトリーでは、お客さんが自らシルクスクリーンを刷り、刷った作品にサインを入れて持ち帰ることが出来る。今回の『リファイナリー』はチケット売り切れだったので、かなりの人数が集まるはずだが、既に用意されたイメージを与えられた一色で一回刷るだけという版画イベントに、果たして人々は魅了されるのか?
一抹の不安を抱えつつ、準備を進める。


ファクトリーパーティ
ドアオープンの午後9時に向けて、会場準備。


ファクトリーパーティ
スクリーン・ファクトリーは、美術館2階の踊り場。


ファクトリーパーティ
スクリーン・テーブル二つをセット。こちらも準備を進めます。


ファクトリーパーティ
前もって用意した、ベースカラーを既に刷ってある紙。色は3種類、タダの白い紙と合わせて300枚ちょっと。
公開スクリーン・ファクトリーは、午後9時から午前1時までの4時間なので、1時間ごとのスケジュールでベースカラーの紙と刷るイメージを変えていくことにした。


ファクトリーパーティ
9時オープン時。お客さんがちらほらやって来る。
なんとなく遠巻きに見ている人に声をかけると、大抵は嬉しそうに刷ってくれた。
シルクスクリーンを実際に刷るのはもちろん、見るのも初めてという人達が殆ど。


ファクトリーパーティ
我々の仕事は、お客さんがきちんと刷れるようにアシストすることや、スクリーンを洗ったり、刷った版画にエディションナンバーとサインを入れる手助けや、乾かした後に受け取りに来たお客さんに版画を渡すこと。


ファクトリーパーティ
二つのスクリーンテーブルにコンスタントにやって来るお客さん。
40分で用意した紙が無くなり、9時からのセッションは終了。
次の10時からのセッションに備えてちょうど良い準備時間だ。


ファクトリーパーティ
使用されたのは、写真家ザッカリー・アヨッテ(Zachary Ayotte)のイメージ。
10時になると、急激に人の数が増えた。
もうこちらから声を掛ける必要もなく、2つのスクリーンテーブルはフル回転。
バーで飲んでいい具合に出来上がった若いグループや、アルコールでは無くて別の何かを飲んでいそうなグループ、ウォーホルとその取り巻きを仮装したグループなど、客自体が盛上がってきて大盛況。人が途切れなく刷りにやって来て、10時20分を廻った所で紙切れに。
ちょっとムッとするお客さんに、次は11時からと説明、一旦退場してもらう。


ファクトリーパーティ
11時頃。2階から1階のバーを望む。10時から12時は人の入りのピーク。
壁に映し出されているのは、ザッカリー・アヨッテ(Zachary Ayotte)のフィルム作品。

11時からのセッションでは、あっという間の紙切れを予想し、スクリーンテーブル一つを停止。
テーブル一つに並んで待つお客さん。時間ごとにイメージが異なるということを聞きつけ、毎時間やってくる熱心な人も。
刷り始めると、テーブルを一つにしたにも関わらずおよそ30分で紙切れ。最後のチャンスは次の12時から。

最後もテーブルは一つ、少し多めに残しておいた紙4種類の色からお客さんが選べるようにし、イメージも二つ用意、好きな方を選べるようにした。これで、流れが少し遅くなるのを狙う。


ファクトリーパーティ
12時セッション始まってすぐに出来た長蛇の列は、全く途切れる事なく1時近くになっても最後が見えないくらい。


ファクトリーパーティ
最後に使用したイメージはザッカリー・アヨッテではなく、ロイヤル・カップル(ウイリアム&ケイト)とハビエル・バルデム
イメージに文句を付けて刷る前に辞退した人が1人いたけれど、概ね好評で、最後は紙切れではなく時間切れで終了。


はっきり言って、今回使用したイメージでたった一度スキージを手前に引く行為に、こんなに大勢の人が(大量に列をなしてまで)集まるとは驚きました。
しかも、誰かが刷ると我も我もと集まって来る。
とにかく今回のイベントが大盛況に終わって、ホッと一息。
SNAPのプロモーションもしっかり出来たようだし、深夜まで頑張った甲斐はありました。


今回『リファイナリー(Refinery)』パーティの実態を初めて見たけれど、普通のバーやクラブと違って、飲んだり踊ったりにプラス、アートを鑑賞出来る、ということもあるせいか客層は割と良い。年齢層は20~30代の若い人が中心だけど、中年層も混ざっている。12時過ぎに会場でこっそり喫煙を始めた(匂いですぐバレる)人が居たけれど、全体的にマナーもいいし、皆とても明るく楽しんでいる感じがした。夜中2時まで居てもベロンベロンになってしまう人も無く、1時過ぎには会場全体の人気は少なくなっていた。


因に、アルバータ美術館(AGA)のアンディ・ウォーホル展は8月21日まで開催中。ウォーホルと言えば有名人のシルクスクリーンの作品がパッと思いつきますが、この展覧会では初期のドローイングやペンティング、カツラなんかも展示してあり、幅広く楽しめる内容。
私個人的には初期作品が結構好きです。
シルバーのカツラは、若いときから着けておけば、歳を取っても誰も気がつかない、という理由があったそうですが...髪型一つで人のイメージは随分変わるので、確かに髪型がずーっと同じなら、薄くなったな~とか、白くなったな~と思われないだろうし、あまり変化に気がつかれないのでしょうね...?



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