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...といっても、結果は既に出た様です。

今日はカナダの総選挙。(選挙戦に入って以来、日本の地震・津波・原発のニュースは陰を潜めてしまいました。)
これまで、過半数以下のマイノリティー政権だった保守党(コンサバティブ)が、過半数超えのマジョリティー政権になるのか、またはここへ来てぐっと支持を上げて来た新民主党(NDP)が自由党(リベラル)を抑えて、野党第一党になり保守党マイノリティー政権になるのでは、と予想されて来た。
結果は、保守党が19議席を増やしての勝利。
党首スティーヴン・ハーパーは、2006年に保守党がそれまでの自由党からマイノリティという形で政権を取って以来5年目で、ついにマジョリティー政権という形で、カナダの首相3期目となる。


保守党の過半数超えは多少予期していたものの、意外だったのは、新民主党の飛躍。
実は、ケベック州にはブロック・ケベコワというケベック州独特の政党がある。カナダの国政に参加する政党だけれど、活動はケベックのためのみ。
ケベックで常に安定した支持を得、議席数も多かったブロック・ケベコワが、今回の選挙戦の後半に入って一気に新民主党に逆転されてしまった。前回から44議席を下回る3議席行くか行かないかの急激な衰えぶり。
ケベック人の突然の心変わりに驚いた。
そんなケベック州で大きく議席を伸ばした新民主党は、まだまだ保守党の強いブリティッシュ・コロンビア州、オンタリオ州などでも議席数を増やして、なんと野党第一党へと躍進。これまでの野党第一党だった自由党は、私がテレビで見た午後8時半時点で44議席を失い、100議席以上獲得の新民主党に大きく及ばず大敗。


私がカナダへ移住した頃は、カナダのマジョリティー政権は自由党だった。独占的に強かったと記憶している。
しかし2002年に献金関係のスキャンダルを起こし、一気に支持率が低下、その後保守党に政権を奪われてからは、どんなに頑張ってもかつての支持率を回復することが出来ないまま、先細りの状態が続いている。
なにやらこの崩れ方は、かつての日本の社会党を思わせる。


カナダで選挙権が無い私は、この10年間のカナダの国政の変化を興味深く見守って来た。
今回、初めて保守党マジョリティーとなるカナダ。
関係ないと思っている人も、10年前のカナダと現在のカナダが少し違うように、必ず変化に気がついていくはず。
保守党は、経済に強いと言われているが、教育、文化、芸術系には冷たいとされている。
ハーパー首相がやりたいと考えている企業への免税は、吉となるのか凶となるのか。
私としては、現在全て国で支払われている医療費(医療制度)はどうなるのか? 環境問題はどうするのか、そして、教育・文化・芸術への予算はどうなるのか、この3つがとても気になるところ。


これからのカナダがどうなるのか、ますます目が離せません。

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