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昨年中にアップ出来なかったけれど、2010年最後に観た映画。
公開後もかなり評判の良い『英国王のスピーチ』(The King's Speech)

英国王のスピーチ


英国の現エリザベス女王の父ジョージ6世の実話を元にした、感動の物語。
1925年、英国王ジョージ5世の次男アルバート王子は、国王の代理として大英帝国博覧会の閉会式でスピーチを任されるが、吃音症のため言葉が出ずに大恥をかいてしまう。王室が雇ったセラピストの治療も役に立たなかったが、なんとか夫を助けたい妻エリザベスは、第一次世界大戦後の心的外傷後ストレス障害に悩む兵士の治療をし評判になっていた、平民のライオネル・ローグのオフィスをこっそりと訪ねる。
王子だからといって特別扱いはしない、というローグを信頼したエリザベスは、気の進まないアルバートを連れてローグの元へ治療に通い始める。


うわさ通りの素晴らしい感動作だった。
アルバート王子(ジョージ6世)役のコリン・ファースがこれまた素晴らしく、吃音症という難しい役ながら、本当に見事な演技を見せてくれた。
また、ライオネル・ローグ 役のジェフリー・ラッシュもとても良かった。

映画終了と同時に、映画館では珍しく満場拍手喝采になったほど。
観ていてこれほどまでに感情移入してしまうのは、主要な俳優さんたちの演技の素晴らしさもあるだろうけれど、登場人物の人間像を内面まで突っ込んで描いてあるせいだろう。
幼少の頃に心に傷を負い、その傷が癒えないまま大人になってしまった人は、特にアルバート王子の苦しみに共感してしまうこと請け合い。
それから、ローグの治療や二人の友人としての絆と共に、アルバートが国王となった経緯も見どころだ。


英国王のスピーチ4
王子は大衆の前でのスピーチは苦手。


英国王のスピーチ3
こんなセラピストに出会いたい!?
『免許はないけど、経験から学んできているから、信頼したまえ。』


英国王のスピーチ2
アルバートの兄、エドワード8世は、国王即位から325日で退位。
英国にとって、この方が国王を退位したのは幸運だったかもね。


英国王のスピーチ5
いつもコスプレや魔女のイメージが強いレナ・ボナム=カーターも、出過ぎない抑えた存在感で、夫を支える妻をちょっとコミカルに好演。


映画は、ライオネル・ローグの治療日記をもとに書かれた脚本なので、ジョージ6世の性格や治療方法などは真実に近いものなのだろう。
ローグの治療記録は、近年書籍としても出版されているが、30年以上前に一度この記録をもとにした映画化が企画されたものの、ジョージ6世の妻であるエリザベス王太后が、彼女の生きている間は公にしてほしくない、と許可を与えなかったため、実現しなかったらしい。


英王室に興味ある人はもちろん観たいと思うでしょうが、そうでない人でも、観て損はしないと思います!

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