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アルバータ大学のFAB(ファブ)ギャラリー にて、大学院生二人の修了制作展。(因みに前回のFAB(ファブ)ギャラリー記事は、こちら

まずはこの方。
Anna House
アナ・ハウス。絵画(ペインティング)科の修了生。
この人は、プロのシェフで大学院に入るまでレストランを経営していた経歴を持つ変わり種。
過去に書いた、『眠る猫2』という記事のおまけで載せた、パーティでとっても美味しいケーキを作って来た方です。

大学院生の修了制作展としては異例の、オープニングにエドモントン・ローカル・テレビの『CityTV』が撮影取材に来たり、今日のエドモントン・ジャーナル、シティ版の1面ほぼ一杯のカラー記事になったりと、レストラン経営で築いた彼女の人脈の広さを伺わせる個展となった。

作品は、彼女の料理に対する情熱が色濃く現れている。
特に注目だったのは、『メモリー・ルーム』と題するインスタレーションで、一室にセットされたダイニングを床も含めて全て菓子の表面に塗る、砂糖が主成分のアイシング(Icing)で覆った作品。

Anna House5
使用したアイシングはおよそ272Kg。「美術館級の作品」と、教授達からも高評でした。

ただ、30年かけて収集したというエプロンを、色のグラデーションにして壁一面に飾ったインスタレーションはクラフト的で、料理をテーマに描いてあるアクリル画は、デッサン力の弱さと共にモチーフが台所なせいか、余計にフォークアート的という印象を持った。
どちらも、『メモリー・ルーム』のような強さに欠けていたように思う。

Anna House4



2階での個展は、
Lindsay Knox
リンジー・ノックス。
ドローイング&インターメディア(異なるメディアにまたがった芸術表現)科の修了生。

アナのメディア・インタビューの陰にちょっと隠れてしまったような感じだったけれど、私としては、彼女の作品の方が波がなくとても安定したレベルを保っていると感じた。
特にお気に入りだったのは、このイボイボの部屋のような箱。
Lindsay Knox 3
なんとなく、迫り来るような連続したイボイボが、草間彌生を連想させる。

真っ赤なフェルトで作られた、性的なイメージのする扉のオブジェもなかなか良かった。

それぞれ独立した個展だったけれど、アナは『食』、リンジーは『住』と、二人とも人間の『生活の基本』そのものが制作のイマジネーションになっており、2人展として観てもなんだかしっくりとなじんでいる。


最後に。
今回のオープニングに出された食べ物は、全てアナ・ハウスのお手製。
プロシェフの腕を生かした料理は、見た目も美しく飾られていたけれど、お味もグーでした。

Anna House2

Anna House3

帰る前には、デザートもしっかりと食していきました。美味し過ぎ。
彼女が料理クラスを開くなら、ぜひとも生徒になりたいと思います。


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