上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
*注:この話は有名で本にもなっているため、内容は大体誰もが知っているかもしれませんが、(細かい内容の説明はしていないものの)若干ネタバレと思われることも書いています。

2009年のアカデミー賞で最優秀作品賞、監督賞を含む計8部門を制覇した「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督最新作、『127時間』(127 Hours)

127時間

2003年、アメリカ、ユタ州のブルージョン・キャニオン(Blue John Canyon)で、大地の割れ目(クレパス)に落ち、岩に右腕を挟まれたまま身動きができなくなったものの、自分の腕を切断して6日目に奇跡の生還を果たした登山家、アーロン・ラルストン( Aron Ralston)氏の実話。映画は、2004年に出版された彼の体験記『奇跡の6日間』(Between a Rock and a Hard Place)を元に、「スラムドッグ$ミリオネア」でも脚本を手がけたサイモン・ボーフォイ(Simon Beaufoy) とボイル監督の共同脚本で、彼が生還するまでの127時間の様子を忠実に再現している。


前半と後半での実在の人物と、死が近づく中で見続ける思い出や幻影以外の登場人物はなく、劇中の殆どが、クレパスに落ちて身動きの取れないアーロンを演じたジェームズ・フランコの一人芝居。今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート候補として名が挙がっているが、納得のなりきり演技。
とにかく最初から最後まで命を諦めないアーロンの精神力に脱帽。演技もあるかもしれないけれど、アーロンは5日間クレパスの底で自らの姿を写真撮影したり、ビデオカメラに撮影しており、それも参考にしているのだろうから、実際に本人があのような人物なのだろう。

この映画ではアーロンの心の変化、家族や友人、恋人との人間関係、人としての成長も描いているが、やはり自らの腕を切断するシーンが圧巻。音と映像効果は抜群で、痛みを想像するとあまりにも苦痛で、とてもスクリーンを直視することが出来なかった。
もし自分が同じ状況に置かれたら、自分の腕を切断することができるだろうか? しかも恐ろしく切れ味の悪い小さなナイフ一つなだけに、切り落とすまでの時間も相当長い。
腕は既に壊死状態、食べ物も飲み物もないまま腕と共に死ぬか、腕を切り落として命が助かる可能性に賭けるか?
これぞ、究極の選択。


127時間2
アメリカの大自然は広大過ぎて、地底から助けを求める声は誰にも届かない。


127時間3
出会ったハイカーたちと、クレパス探検を楽しむアーロンだったが...


127時間4
極限状態でもユーモアを忘れないアーロン。フランコ迫真の演技。


実際のアーロン・ラルストン氏。

127時間5
あんな体験をしても、冒険・登山は諦めない。メカニック・アームでクライマーを続けます。


この人は、羨ましい程常に気分が高揚しており、常人ほど恐怖や痛みを感じないのかもしれない。そして、なんとも強靭な精神力の持ち主である。
あっぱれ。


ブログランキングバナー にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へにほんブログ村 猫ブログ 猫 海外生活へ 

スポンサーサイト
  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

トラックバック
トラックバックURL
→http://kuruchin.blog11.fc2.com/tb.php/225-a7991a83
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。