ノヴァ・スコシア州を含む、北米東部地方の先住民族であるミクマク(Mi'kmaq)の、偉大なる酋長ヘンリ・メンバートウの洗礼400年記念を祝う祭りに行ってみた。
場所は、ハリファックス・コモンというイベント広場。
アメリカ、カナダから色々な部族が集まって来る、北米最大のパウワウ(pow-wow)ということだったので、結構期待していったのだけれど...
最初に目についたのは、

ミクマク伝統ではない、ティピ。
ティピは、平原の部族の伝統的な移動式住居で、エドモントンでもよく見かけるもの。なんで?
更に、司会者はアルバータ州から、DJはサスカチュワン州から来ていて、二人ともカウボーイ・ハット姿。
北米各地から、異なる部族の酋長さんたちも集まったけれど、この日は、アルバータやサスカチュワンからのクリー族が多いパウワウだった...

ドラムのリズムに合わせて入場、円陣を作っている。

ファースト・ネイションたちの間に挟まれて、ヨーロッパ系のカナダ人達も微妙な足どりで行進。赤い服は、RCMP(Royal Canadian Mountain Police)、その他にも、軍人、宣教師など。ヨーロッパ系入植者と先住民族との平和的な共存を表しているらしい。

しかし、真ん中に集められ、ファースト・ネイション・ダンサー達に思い切り取り囲まれてしまうカナダ人達。

エドモントンのヘリテージ・フェスティバルなどでも見かけるし、目新しくはなかったけれど、鳥の羽根をこれだけふんだんにあしらったカラフルな衣装は、やはり見ていて楽しい。

前半の最後は、女性と子供のダンサー達。
くるくると回って広がる衣装は大変美しゅうございました。
この後、上級ダンサー達の踊りがあったが、休息時間が長いのと、遅くなってしまうので残念ながら見なかった。
初日だったためか、人の紹介が多かったり、マイクの調子が悪かったりとちょっと今ひとつでした。
期待はずれ感が強かったのは、ミクマク伝統じゃなかったのと、上級ダンサーを見なかったせいもあるかな。
この日以外は行く事が出来なかったのだけれど、初日よりも素晴らしく盛り上がったことを祈りましょう。
そういえば、最初に触れたティピは、アルバータで作った物を運んで来たのだとか。
ミクマクの多くは、ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘で病死したり、英仏戦争中にフランス側に付いたためにイギリス軍により殺されてしまった。
ウキペディアによると、現在の総人口はたったの4万人だそうなので、悲しい事に伝統を継承していくのが難しいのかもしれない。



場所は、ハリファックス・コモンというイベント広場。
アメリカ、カナダから色々な部族が集まって来る、北米最大のパウワウ(pow-wow)ということだったので、結構期待していったのだけれど...
最初に目についたのは、

ミクマク伝統ではない、ティピ。
ティピは、平原の部族の伝統的な移動式住居で、エドモントンでもよく見かけるもの。なんで?
更に、司会者はアルバータ州から、DJはサスカチュワン州から来ていて、二人ともカウボーイ・ハット姿。
北米各地から、異なる部族の酋長さんたちも集まったけれど、この日は、アルバータやサスカチュワンからのクリー族が多いパウワウだった...

ドラムのリズムに合わせて入場、円陣を作っている。

ファースト・ネイションたちの間に挟まれて、ヨーロッパ系のカナダ人達も微妙な足どりで行進。赤い服は、RCMP(Royal Canadian Mountain Police)、その他にも、軍人、宣教師など。ヨーロッパ系入植者と先住民族との平和的な共存を表しているらしい。

しかし、真ん中に集められ、ファースト・ネイション・ダンサー達に思い切り取り囲まれてしまうカナダ人達。

エドモントンのヘリテージ・フェスティバルなどでも見かけるし、目新しくはなかったけれど、鳥の羽根をこれだけふんだんにあしらったカラフルな衣装は、やはり見ていて楽しい。

前半の最後は、女性と子供のダンサー達。
くるくると回って広がる衣装は大変美しゅうございました。
この後、上級ダンサー達の踊りがあったが、休息時間が長いのと、遅くなってしまうので残念ながら見なかった。
初日だったためか、人の紹介が多かったり、マイクの調子が悪かったりとちょっと今ひとつでした。
期待はずれ感が強かったのは、ミクマク伝統じゃなかったのと、上級ダンサーを見なかったせいもあるかな。
この日以外は行く事が出来なかったのだけれど、初日よりも素晴らしく盛り上がったことを祈りましょう。
そういえば、最初に触れたティピは、アルバータで作った物を運んで来たのだとか。
ミクマクの多くは、ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘で病死したり、英仏戦争中にフランス側に付いたためにイギリス軍により殺されてしまった。
ウキペディアによると、現在の総人口はたったの4万人だそうなので、悲しい事に伝統を継承していくのが難しいのかもしれない。




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