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これまでにも何度か、猫が飼い主の命を助けた、という世界各地からの感動ニュースを耳にしたことがあるが、昨日の新聞で、アルバータにも飼い主の命を助けた猫が居た事を知った。

今からおよそ一年前、キャムローズに住むパトリシア・ピーターさんが、エドモントンの動物愛護協会から6.8Kgの茶トラのオス猫、モンティを引き取ってから3ヶ月目の事。
糖尿病を発症してひと月程だったある夜。深い眠りについていたパトリシアさんの指をモンティが咬み始める。繰り返し、血糖値を測るために使っている左手の指を咬むモンティに、目を覚ましたパトリシアさんだったが、最初はモンティを押しのけていた。何度押しのけてもすぐに戻って来ては左手の指を咬むモンティ。しかも咬む力は徐々に増して行った。
これまで一度も噛み付いた事が無いモンティの執拗なまでの指咬みに、ついに起き上がったパトリシアさん。
ベッドに座りモンティを床に下ろした時、パトリシアさんは自分の体の異変に気がつく。
目眩と混乱、そして視界のぶれ。ベッドから起き出て、ゆっくりと廊下を歩き出したパトリシアさんの足下に、モンティが鳴きながら擦り寄って付いて来た。
台所に入ると、カウンターの上に飛び乗り、糖尿病のテストキットの横へ座るモンティ。
パトリシアさんはすぐに血糖値を測り始める。血糖値は2.7と非常に低く(正常値で5~7)、後にドクターに、このまま気がつかずに眠っていて血糖値が下がり続ければ、意識不明の状態に陥っていただろうと言われた程だった。

すぐに糖を摂取したパトリシアさんだったが、次のテストまでの15分をカウチで横になって待っている間に、再び眠り初めてしまう。すると、鳴きながら体の上に乗ったり下りたりを繰り返し、両手の爪を立てて体をもんだりしてパトリシアさんを起こすモンティ。
パトリシアさんが起きて血糖値を測ると正常値に戻っていたため、モンティに「もう大丈夫。ベッドに戻ろうか?」と言うと、モンティはパトリシアさんの前を走って廊下から寝室へと戻り、その晩は彼女の右横にぴったりと張り付いて、朝まで決して去ろうとはしなかったという。

去る月曜日、モンティはトロントのピュリナ・アニマル・ホール・オブ・フェイムへ殿堂入り。1968年に始まったこのアニマル・ホール・オブ・フェイム、これまでに155のペットや救助犬など、人間の命を助けた動物ヒーローたちが刻まれている。


家の無い自分を引き取って、命をつないでくれたパトリシアさんへ、モンティ君の恩返し。
感動的です。なんて頼もしい猫君でしょう。

そこでふと...
クロコとティガー
この方達は、果たして私の危機を救ってくれるんでしょうか...。
病気なんか気がついてくれなさそうだし、強盗が入ったら私を置き去りに、一目散に猫扉から逃げ出て行きそうですよ。


因にこちら、パトリシアさんとモンティ君。
パトリシアとモンティ
エドモントン・ジャーナルより。
非常に凛々しく見えます。



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