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『ハリー・ポッター』でおなじみの、ダニエル・ラドクリフ主演のゴシック・ホラー、
『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(The Woman in Black)

ウーマン・イン・ブラック
スーザン・ヒル(Susan Hill)の同名小説『黒衣の女-ある亡霊の物語』(The Woman in Black)が原作のギリス映画。

ウーマン・イン・ブラック

1900年代のイギリス。
愛する妻を失った若き事務弁護士のアーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4歳の息子と住み込みのベビーシッターと暮らしていた。経済的にもトラブルを抱えていたアーサーは、もう一度生活を建て直すチャンスとして、亡きアリス・ドラブロウ婦人の遺産整理の仕事を受け、イギリス北東部の小さな村にある屋敷へと赴く。
湿地帯に囲まれた島にあるドラブロウ夫人の屋敷で書類作業を始めたアーサーは、繰り返し人の足音や、騒音、黒衣の女性を目撃するようになる。


ホラー映画としては、良い出来。
音響、色、メイク、そして画像の入れ方等のローテク効果で、かなりゾッとさせてくれるし、気色悪いことこの上無し。テンポの良い切り替わりに、効果的なロングショットと、飽きの来ないカメラワーク。そして、暗くどんよりとしているけれど、霧やライトを上手く使った美しい映像の数々。
怖いけれど、気分が悪くなるような内容ではなくて、全体的に結構良かったです。

しかし、しかし、しか~し!!!
ラストがマズい。これだけ最初から最後まで上出来なのに、ラストが残念すぎる!
これは、オリジナルでは違う終わり方だったのを、試写で評判が悪く無理に変えさせられてしまった、としか思えないエンディング。
こういう終わり方が良い、と感じる人は多いのかもしれないけれど、私的にはかなりがっかりです。終わりにぴったりなシーンがあるから、余計に残念でならない。
閉めたはずの蛇口から余計な水が漏れ出てしまったような、1位でゴールしたのに、勢い余って走り過ぎて池に落ちてしまったような。
やっちゃった~って感じですね。


ウーマン・イン・ブラック
いかにもな幽霊屋敷に、1人で乗り込む勇敢な弁護士。怖く無いのか!?


ウーマン・イン・ブラック
屋敷の窓ガラスを使うとか、音や映像の効果が抜群で、ドキドキします。


ウーマン・イン・ブラック
この映画で唯一出て来る度にホッとしてしまう人物。
何故かアーサーに親切な、村の地主サム・デイリー(キーラン・ハインズ)。


そして、
ウーマン・イン・ブラック
屋敷の周りの風景が、大変ミステリアスで美しい。
どこで撮影したのか気になります。

この映画ではコンピュータ・グラフィックスを使い過ぎていないのが良い。
使っているんだろうけれど、正直どこまでが特殊映像なのか判断がつかない。だからこそ余計にリアルに恐怖心を感じられる気がする。



ところで、日曜日の夕方に観に行ったら、私たちが一番年食ってそうな若い年齢層の観客ばかりで、始まる前は「もしやティーンがターゲットの映画に来てしまったのかも」と、かなり不安だったのですが、そんなことなく大人も楽しめるホラーだった。
ただしグループで来ているティーンの観客、うるさ過ぎ。飲んだり食べたりの音がうるさいのはまだ我慢するとして、携帯電話でメールしてたり(前の席だと電話の灯りが目について邪魔だし、映画観に来ているんじゃないのかっ!)、やたらくっちゃべってたり。『だまれ!』と、思わず叱りたくなる程。ティーンの雑音で、怖さも半減。

主演がラドクリフなので、ティーンが集まったんだろうけれど、観に行った時間帯もマズかったらしい。
大人向けでもティーンが集まりそうな映画は、週末の夕方を避けるべし。


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