FC2ブログ
サンドラ・ブロックがオスカーを獲った映画『しあわせの隠れ場所』(The Blind Side)を、ようやく観に行ってきた。
アメリカン・フットボールに興味もないし、あまり行くつもりも無かったのだけれど、レビューも割と良かった上に、オスカーということでやっぱり観ておくかな、と。

The Blind Side

アメリカン・フットボール・新人スター選手マイケル・オアーの実話。
彼が、その才能を開花させるきっかけとなった、10代後半での出来事を描いている。

家族がばらばらで、身よりもなく貧しい少年マイケルは、偶然出会った裕福な白人家庭に迎え入れられ、そこの家の息子として徐々に心を開いて行くと同時に、フットボールの才能を開花していく。

しあわせの隠れ場所

ただひたすら感動だけのストーリなのかと思ったら、結構笑えるシーンも多くて、最初から最後まで飽きさせない。
笑い、涙し、感動して、しかも爽やかに幕が下りるという具合に実に上手く構成されている。
時折場内からざわめきが起こる程えげつない台詞もあり、アメリカの南部には今も根強い人種差別が存在している事を知らされる。正直言ってショッキングなのだが、それでいて作り過ぎ感もなく、素直に良かったな、と思える映画だ。
似合わない金髪と、天性の明るさとタフさでマイケルの面倒を見る母親リー・アン・テューイ役のサンドラ・ブロックがとても良い。
また、テューイ家のマセた息子が結構面白いので注目。
そして、ギャングに囲まれて育った環境や過去のトラウマにもかかわらず、こんなに優しく素直な良い少年なのか、と疑問はあるものの、これがメジャーデビュー作のクイントン・アーロンの押さえた演技は、マイケルの心の闇を良く表現している。
ただし貧しい黒人ギャングたちはちょっとステレオタイプ的ではある。


ところで、原題の「ブラインド・サイド」とは、アメリカン・フットボールで、ボールを投げる時に腕の斜め後ろ、盲点になる場所をさす。この映画では、フットボールでのブラインド・サイドと人生の盲点、予想外の出来事ということで、二つの意味を掛け合わせた良く出来たタイトルになっている。



ブログランキングバナー   にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へにほんブログ村 猫ブログ 猫 海外生活へ




スポンサーサイト