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エドモントン、ただいまの気温33度。
基本的に夏は適度に暑いのが好きな私だが、日射しが強烈+日照時間が長過ぎるため、さすがに長時間外に居るだけで体力消耗。それでも、熱帯夜があるわけでも無し、夏バテという程には至らず...。


我が家で暑くなって来たと同時にあっという間にバテいるのは、実はこの方。
クロコ
『どこに居ても暑いニャ。』

日向は小走り、木陰から木陰へと移動。
冬仕様の毛皮(春先抜けても黒い剛毛だから暑い! 皮も厚い。)につつまれ、気の毒なくらいぐったり。


クロコ
『ニャンとかして!』          


クロコ
『一体いつまで続くんニャ、この暑さはっ。』    

そんなに長くは無いと思うけど?

日影のコンクリートの上で涼をとるクロコ兄貴。
そんな、クロコ兄貴を愛しげに見つめる...



クロコとティガー
『兄貴、辛そうニャね。』   

ティガー坊や。
幸運にもクロコと比べ、暑さには比較的強い。


ティガー
『木陰は気持ち良いニャ〜...』


『...お前、暑くニャいのか?』
クロコとティガー
                    『...っと、兄貴は辛かったんニャね。』


申し訳無さそうなティガー、芝生へ移動。
ティガー
(ここは、もっとヒンヤリして気持ち良いニャ。兄貴もこっちに来れば良いのに。)


と、ティガーの気遣いも空しく、クロコ、パティオセットの日影に移動。
もちろん、ティガーも付き合います。

(草の上の方が涼しいと思うニャ...)
クロコとティガー                     (なかなか涼しくて良い場所ニャ。)



本当は、どうなんでしょうか?


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お久しぶりです。

カナダデー
“梅雨明け”でしょうか?
ひたすら雨ばかりだった、という印象の6月があっという間に過ぎ、今年もまたカナダ・デーがやってきた。
最近、アメリカ西海岸からの高気圧に覆われて、エドモントンも普段よりも湿気の多い暑い夏日が続いている。


先々週末は、南アルバータを襲った豪雨により大洪水の被害が沢山出たが、特に大都市であるカルガリーのダウンタウンが水没している写真は衝撃的だった。
カルガリー
ビジネスや自宅が台無しになってしまった方々には、遅ればせながら心よりお見舞い申し上げます。



さて、今年のカナダ・デーは、ダウンタウンで開催中の『The Works Art & Design Festival』へ。しかも、お天気があまりにも良過ぎるので、川沿いサイクリングも兼ねて自転車で行くことにした。

朝から直射日光ガンガンのエドモントン、日焼け止めをしっかり塗って出発!
ハイレベルブリッジ
ハイレベル・ブリッジを越えてダウンタウンへ向かう。


今日は、カナダ・デー人気スポットの州議事堂はスルー、向かうのはチャーチル広場。
アートとデザインの展覧会は、市内のあちこちで開催中だが、司令塔である広場のイベント会場には、インフォメーションはもちろんのこと、テント企画展や大型のインスタレーション作品、コンサート・ステージ、食べ物屋も並ぶ。
チャーチルスクエア
明日で終了のワークス・フェスティバル、チャーチル広場が前回見た時よりも地味目な気がするのは、最終日2日前だからか...?


チャーチルスクエア
分かりにくい写真ですが、今年の目玉らしい、ショッピングカートのメリーゴーランド?
実際に人が乗れるのかは、調整中だったため、不明。


シティ・ホール
家族連れで賑わう、チャーチル広場の向かいにあるエドモントン市庁舎の噴水プール。こんだけ暑ければ、私もプールに浸かりたくなります。


予定していた展覧会会場は、全て公営のため、祝日休館。今日みたいな日こそ、人が沢山来るだろうに...と、思いつつ広場に駐輪、他の会場を歩いて巡る。
アルバータ大学芸術学部の学生、また元学生である若い作家さんの展覧会が多い。中でも、スコシア・プレイス(Scotia Place)の中に展示されていたジル・スタントン(Jill Stanton)の大型ドローイングが、今日観た作品の中で一番良かった。



暑さにも気合いの入って来た午後2時位に、もう1つの目的である、川沿いサイクリングへ。
リバー・バレー
私のお気に入り、リバー・バレーの景色。
右の方に見えるピラミッドは、ムタート植物園(Muttart Conservatory)


ウォーターデールブリッジ
今年で100歳を迎えたウォルターデイル・ブリッジ(Walterdale Bridge)。
取り壊すよりも、エドモントンの歴史建造物として残し、歩行者専用のマーケット橋にする、などのアイデアもあったものの、メンテナンスに膨大な費用がかかるということで、結局2015〜16年に取り壊しされる模様。残念過ぎる。また1つ歴史建造物が消えるエドモントン、50年後には後悔するのではないか、との予測。

因みに新しいウォルターデイル・ブリッジは、こんな感じ。
ウォーターデール・ブリッジ


ウォルターデイル・ブリッジから西にあるハイレベル・ブリッジを望む。
ノース・サスカチュワン・リバー
丁度、夏の観光用の電車が通過(カメラ取り出しに時間がかかり、ギリギリでキャッチ。左の方)。
オールド・ストラスコナのファーマーズ・マーケットの裏から出ている、夏だけの1両観光用電車。古い車両は日本から寄贈されたもので、懐かしい感じ。
マーケットの裏から橋を越えて州議事堂の辺りまで、観光案内付きで連れて行ってくれます。


ウォルター・デイルブリッジを越えると、キンズメン・スポーツセンター。
裏の方に、現在工事中の新しい公園を発見。
キンズメン
クマです。


この後上り坂でハイレベル・ブリッジまで。
暑さも加わり、久々の運動で汗だく。良いカナダ・デーになりました。



本日のおまけ:

もういよいよ暑過ぎて、全ての根をウジ虫に食われ初めていたラディッシュを全て収穫。
野菜
これから徐々に青菜として食べます。
今年のラディッシュは葉しか食べる事が出来なかったので、来年こそは凍った土が融けたら即種まきです。


おまけその2:

ガーデン用の毛布を洗って積んで置いたところ、早速新たな自分用ベッドと思うクロコ王子。
クロコ
『乗り心地はイマイチだが、これは俺様用のベッドニャのか?』(安定感が悪い)
 

クロコ
『おやつの出て来る箱(冷蔵庫)から近い、ということは、やはり俺の...?』

暫くこのポーズで考えた後、自分用では無いと判断。

良い判断です。



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曇ったり晴れたり激しく雨が降ったりが続く、まるで梅雨のような6月のエドモントン。
先週は、畑の大敵である雹が降ってしまった。
外出中に降った初雹、帰宅後ずたずたになった畑の幼苗達を見て悲しんだ事は言うまでもなし...。

特に、
畑
花も付いて順調に元気に成長していたキュウリ、雹が当たっただけではなく結構積もったらしく、氷に埋もれて凍傷に。
根と中心の茎がまだ生きているので、今後の復活を期待しますが、この分では今年の収穫はイマイチ期待薄。


畑
ただでさえ、元気の無かった今年のバジル、悲惨な有様に。しかし下の方から新たな葉も出て来ていて、死んでいるわけでは無いので、今後暑くなる日を期待。


畑
バジル同様、定植後急激に活気を失ったカボチャとズッキーニ。雹のパンチはかなり辛かった様子。
黄ばんでいるのは窒素不足のせいなのか?
この畑には新しい土を足したももの、栄養が足りていないのだろうか。昨年ジャガイモを植えた時に土を弱酸性にしたので、その影響ではないかとも推測。お天気が良くなったら、コンポストと石灰を仕込んでみたいと思います。
それにしても、同じ様に雹に当たっても畑の周りの雑草だけはピンピンしています。しかも更に活力を増し、畑も飲み込む勢いで繁殖成長中。


畑
意外と耐え忍んでくれた、ミニトマト。葉は傷だらけだが、他のトマトの第1花房が随分雹でちぎり落とされてしまったのに、このトマトの花芽は頑張ってくれた。
今年種まきがひと月以上遅れの5月種まき、簡易温室で急速成長させて、遅ればせながらもとても健康的に成長していたトマト、もうすぐ花が開きそうだったのにまた振り出しに。
今年のトマトは全て赤くならない予感。完全に第1花房の根元からやられてしまったトマトは、その後の花房もあまり期待出来ないので、脇芽を成長させるしかない。


夏野菜が苦しんでいる中、逆に涼しくなって元気を取り戻した野菜も。
畑
ラディッシュ。暑いと元気なくすぐにトウが立ってしまうが、涼しいと急に元気に。まだ早いのか肝心な根はあまり成長しておらず、しかし今後暑くなればトウが立ったりウジ虫の餌になるだろうから、葉野菜として食べることにする。

手前にひょろひょろしているのは、赤ちゃんネギ。こんなにひょろひょろなのに、雹の攻撃にあったと思えないほど無傷。


畑
傷だらけになりつつも、寒さには強い玉ねぎは順調な成長ぶり。間引きながらワケギとして食べています。


その他ジャガイモ、キヌサヤなどはほぼ無傷で元気。野菜によって大分被害に差が出ている。

涼しくて冬野菜には良いけれど、夏野菜達にとっては辛い6月。早く晴れて太陽の光を一杯浴びさせてあげたいけれど、お天気だけはどうにも出来ません。
もう十分水は得たので、あとは太陽の光と暖かい夏日を!


最近のお天気の悪さに、
クロコとティガー
クロコとティガーも朝からふて寝。    ”つまらニャイ”、だそうです。



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私の夫と、5年に渡ってコラボレーションをしてきた彫刻家ロイデン・ミルズの、最後かもしれないコラボ2人展が、今週末から始まります。
場所は、以前にも紹介したことがある、エドモントンの東隣の町、シャーウッド・パーク(Sherwood Park)のストラスコナ・カウンティ(郡)コミュニティー・センター内、アート・ギャラリー@501

Serface Tension
外部に面したギャラリーの壁面には、6月の早いうちから二人の作品が展示されていますが、展覧会そのもののオープンは今週金曜日。


Serface Tension
『Sueface Tension』と題した2人展、展示期間は6月21日から8月11まで。
この案内のイメージは過去の作品で、今度の展覧会には出品しない。


本来版画が専門の夫だが、最近大型の油性木版の版の方をインスタレーションとして展示することも多く、今回も彫刻とのコラボ作品と掘った版木作品がメイン。版木も日本の水性木版で使用しているシナベニヤではなくて、1.5cm程の厚みのあるメープルのコンパネにインクをのせてから掘り進めたもので、元々は刷るつもりで掘ったけれど、刷らなくても版が見ごたえある作品に仕上がる事に気づいてから、もっぱら木版彫刻的に製作している。


そして、最近は忙しい夫のアシスタントとして忙しい私は、今回も展示作業のお手伝い。
彫刻の搬入が主なので、日本の道路では走れなさそうな巨大トラックでの搬入です。しかもあまりにも全てが重いから重労働。ついでに、男3人女3人のクルーの中で私が最もひ弱なことも判明。
とりあえず初日は、作品をギャラリー内に全て入れ、大まかな場所に置いたところまで終了。

Serface Tension


Serface Tension


Serface Tension


Serface Tension


Serface Tension


広い会場があっという間に作品で埋まってしまい、多過ぎるとのことで、センター内にある図書館の前や、ギャラリーの外(廊下)などにも展示。それでもまだ多い気がする。
立体の作品と壁に飾る作品の両方あるので、なるべくすっきりと1点1点がしっかりと存在を放ちつつ、これからオープニングまでの展示日程でうまくまとまると良いです。


正直、色の無い展覧会ですが、2人の作品は面白いと思います。
展覧会がオープンしたら、また案内記事を載せる予定です。

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エドモントン、昨日からなんだか急に寒い。
今朝の新聞によると昨日の最高気温は8.6度。どおりで昨日は自転車に乗っていて、手袋と帽子が欲しいわと思ったわけだ...。
今日は昨日よりも多少気温が上がったが、現在13℃。夏野菜が元気無いのも納得の涼しさ。

そんなここ数日と比べ、お天気も良く暖かかった先週、ライラックの花が盛りかも知れないと思い、近所にお花見散歩に出かけてみた。
夫が、『カナダの桜』と勝手に呼んでいるライラック。エドモントンでもとても人気で、各家に1本は生えていると言っても過言では無いくらいにありふれた花木。我が家も小振りながらライラックが3本は植わっている。
ヨーロッパ原産でフランス語でリラ、日本語だと紫丁香花(むらさきはしどい)。その名の通り、ピンクや薄紫色の花がとっても奇麗。



さて、我々が出かけるのを素早くキャッチしたティガー、当然の様に、
ティガー
               『おいらも〜。』


ティガー、お散歩には必ず付いて来てしまう。
ティガー             『どこ行くニャ〜?』          
      

ティガー
              『ママ、パパ、待って〜。』


途中、近所の友達と立ち話していると、野うさぎを追っていたクロコ兄貴登場。
                    『おいお前、こんなところでニャにしてる?』
クロコとティガー
            『ママとパパとお散歩中ニャ。』


我々の立ち話に付き合うよりも、クロコ兄貴と遊ぶ方が楽しい。この後2匹つるんで姿を消した...。


結局公園のライラックは盛りが終わっていた。
でも、近所の花は満開。
ライラック

我が家の遅咲きライラックも週末辺りが満開となりそうです。


そして帰路に就くと、消えたティガーの代わりにクロコが付いて来た。
クロコ
くるちん、ティギーどこ行っちゃったの?    (!しまった、置いて来ちゃったニャ!)

実はこの後ティガー、翌日まで帰って来なかった。
クロコ、いったいどこにティガーを置き去りにしてきたのか...。



おまけ:
先日夫が、ダウンタウンで開催されたカナダ輸血医学協会(CSTM)のコンファレンスでトークをしたのですが、(ウチの夫は美術が専門なので)招待されたものの、場違いなんじゃないかと不安がりながら出かけ、血液関係の専門家に囲まれた中無事にアートのレクチャーを終え、こんなものをお土産に頂いてきました。
チョコレート
なんだか絵はがきで見た様な、新しい感じのしないエドモントンの夜景の箱に、


チョコレート
キャンバスに血液のしずく型のパレットを描いている血液のしずく君と、その周りに赤血球が施されたデザインの巨大板チョコ!!


更にご丁寧に、
チョコレート
チョコを割るための鋳鉄金槌付き!


この板チョコの為に夫が招待されたのか、夫の為にこのデザインを作ったのか知りませんが、これから暫く、おやつには困らなさそう...。

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カラカラだった5月も過ぎて6月になり、エドモントンもいよいよ夏へ。最近は適度に雨も降るようになり水やりも楽になった。
出遅れた野菜達も、無事にナスとパプリカを残して畑や屋外ポットへの定植終了。
幼苗から外に出し、毎日温室で温めた甲斐もあり、トマトや他の野菜もなんとかなりそうなところまで成長してくれた。

今年は更に畑を拡張し、多種類の野菜の苗を数少なく植える予定だったのに、気がつくといつもの様にもう一杯で、まだ場所が足りないくらい!
畑
どんだけ広げれば足りるんだか...。この土地で育ちの悪い野菜はカットし、数も減らさなくてはと思いつつ、種があれば蒔いてしまうし、苗を頂けば全て植えてしまう。


畑
枝豆、きぬさや、友人から頂いたジャガイモなど。陽当たりが良い場所なので、ヒマワリも蒔いてみた。


畑
ハーブやトマトなど。ハーブは直播きしたのはまだ出ていない。


畑
小松菜とラディッシュ。黒い小さな虫が集まって来て葉を食べてしまうので、虫食いだらけ。
最近はハエも集る様になったので、そろそろ根が危ないかも。


畑
結構良く育ってくれて、花芽もついて来たキュウリ。


畑
昨日定植したばかり、セロリの幼苗。


畑
こちらは、私が買ってきた別の種類のジャガイモ。元気に育っています。
ネギは昨年の取り残し。食べようかと思ったけれど、あっという間にトウが立ってしまった。
向こうのボックスには、カボチャとズッキーニ。


畑
そして、玉ねぎとニンニク、ネギ、ホウレンソウ、ラディッシュなど。
それにしても、雑草が凄い...むしる気力も失せます。


そして、5月〜6月初めの主な収穫物。
野菜
数日に1本くらいのアスパラガスと沢山穫れるニラ。



本日の畑撮影のお供は、
クロコ
カメラを向けるとすぐにそっぽを向いてしまう、カメラ目線が苦手なクロコ兄貴。
おやつで釣らないと難しい。
今年から導入したおやつ作戦にまんまとハマったせいか、ご近所別荘に入り浸らずに毎日必ず帰宅するようになった。
冷蔵庫にしまってあるクロコ用おやつ。何で出来ているのか分からないが、かなりのぞっこんぶり。袋を見せると目の輝きが変わります。似た様な袋の音や冷蔵庫を開ける音でも反応してすっ飛んで来る様に。
ご飯よりも、一日3度はおやつをねだる、”おやつ依存症”に陥っています。
あげないと家出だし...とりあえず、1回に3〜5粒一日2回を限度にして与えているけれど、それだけでも帰宅効果は抜群です。


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『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(Star Trek Into Darkness)

スター・トレック・イントゥー・ダークネス


スター・トレック・イントゥー・ダークネス

2009年の『スタート・レック』公開から早くも4年! 
続編も引き続き監督はJ・J・エイブラムス。


ロンドン爆撃テロの犯人である、元宇宙艦隊員ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、緊急会議中の艦隊司令本部を襲撃、惑星クロノスへと逃走。ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)率いるU.S.S.エンタープライズは、ハリソンを追ってクロノスへと向かう。


1作目もかなり面白くて良かったと思ったが、今回もしっかりと楽しめる内容。
はっきり言って、これの前に観た『アイアンマン3』よりも俄然良かったです。同じ様にCG特殊効果満載なのに、こちらの方がすんなりと受け入れられるのは、見せ方なのか質なのか、何かがやはり違うはず。更にこちらも爆発炎上の多い映画だが、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』にはドラマがある。
また、今回”敵”として登場の、ジョン・ハリソン演じるベネディクト・カンバーバッチがとても良かった。ただの悪役ではなく、感情移入出来るキャラクターである。それから、こちらも1作目に引き続き登場、ザカリー・クイントのスポックも見どころの1つ。


スター・トレック・イントゥー・ダークネス
英国テレビドラマ『SHERLOCK (シャーロック)』で人気沸騰のベネディクト・カンバーバッチ。名前も顔も独特で、一度見聞きしたら忘れられない個性の俳優。
哀愁漂う超人ジョン・ハリソンがハマってます。


スター・トレック・イントゥー・ダークネス
船長ジェームズ・T・カークよりも圧倒的な存在感のスポック。スポックの居ないスター・トレックなんてあり得ないですが、今回は、あのスポックが!!という驚きの感動シーンあり。
それにしても、この髪型を本人はどう思っているのか、気になるところ。


そんなスポックの前髪が上がってる瞬間を捕らえた写真を発見。
スター・トレック・イントゥー・ダークネス
普通に動くんですね、前髪。もしかして、ヅラではなく、地毛なんでしょうか...。


それから、不必要である、という物議をかもしたシーン。
スター・トレック・イントゥー・ダークネス
監督曰く、男性ヌードとのバランスをとったつもり、との事だけれど、やはりストーリー的にもあまり必要性が感じられないシーン。
なんだか突然、オイオイって感じで。このシーンは、無くても話の内容や進み具合に全く影響しないと思われます。


何はともあれ、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、今のところこの夏一押しの娯楽大作映画に間違い無し。


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エドモントン散策シリーズで以前紹介したことがある、ホワイトマッド自然保護区(Whitemud Nature Reserve)。実はこの自然保護区は、記事に載せた場所だけでは無く、道路を隔てホワイトマッド・クリークに沿って細長く続いている。今回、まだ足を踏み入れた事が無い、もう一方のホワイトマッド自然保護区へ行ってみた。
入り口は、スノー・ヴァレー・スキークラブ麓の、レインボウ・ヴァレー・キャンプ場のすぐ脇。


エドモントンもすっかり初夏。
ホワイトマッド自然保護区
実際に訪れたのは1週間強前なので、現在はもっと新緑が鮮やかなはず。


ホワイトマッド自然保護区
ホワイドマッド・クリーク。


ホワイトマッド自然保護区
この下にはかつて水があったようだが、今はカラカラ。植物も大分生い茂っています。


ホワイトマッド自然保護区
途中、針葉樹の林を通ったり。


ホワイトマッド自然保護区
ポプラの林に出たり。
新しい石油のパイプラインのために切り倒された痕(左側)も。


ホワイトマッド自然保護区
この、古いパイプラインを新しくするようです。古いパイプ、穴が空いているのをパッチワークで補強してあったりして、ちょっと怖い。真下には、ホワイドマッド・クリーク。
切り倒された木や住処を追われた動物達には気の毒だけれど、大地や水にオイルが漏れるよりはいいのかな...?


エドモントンは、先週末2日間に渡り久しぶりに沢山雨が降ったが、それまで5月の降水量は殆どゼロ。
自然保護区の散策は、丁度カラカラの時期だったが、この時もう既に蚊が多く発生していた。
5月半ばで蚊の発生は早いが、この時発生中の蚊は昼間の太陽の光のもとでも活発に活動する新種のもので、6月前に発生、しかしその寿命自体は短いらしい。
2日の雨の後、昨日から次のヤブ蚊(朝晩活発に活動)が大量に出始めている。最初の蚊の寿命は短いと言えど、時期をずらして立て続けに発生するので、結局、単に長期に渡って蚊に悩まされるだけ、というのが悲しい...。


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昨日は私の誕生日。
というとこで、かねてから行ったみたいと思っていた『Three Bores Eatery』でディナー。
このレストラン、ローカル雑誌『Avenue』エドモントン版3月号で、エドモントン・ベスト・レストラン第4位に選ばれている。109ストリート沿い、以前紹介した菜食レストラン『Noorish  Conscious Eatery & Superfood Elixir Bar』のすぐ隣で、比較的新しい。

1階がバー、2階がレストラン。さすがに評判により人気が高く混んでいるので、特に週末の食事は予約が必要。
私たちの予約が取れたのは午後8時。9時になってもまだまだ混んでいた。
このレストランの特徴は、数日ごとにメニューが変わること、タパスみたいにスモール・プレートを数品頼んでシェアすること...ということで、店のお勧めで、二人で4皿を注文。


メニューの正しい名前は忘れましたが、以下、出て来た順。
スリーボアーズ
マッシュルームと生卵、$12。
マッシュルーム、しめじ、エリンギ、舞茸等色んなキノコのソテーと、生卵がバゲットの上にのっかっている。卵を崩してからめて食べる。
食事にありついた時間が遅く、お腹が空いていたせいもあってか、感動的に美味しかった。
塩加減もキノコの火の通り具合も完璧で、歯ごたえも良し。
強いて言えば、ちょっと油っ濃過ぎるか。


スリーボアーズ
ポーク・ベリー、$17。
豚の腹肉。オートミールとゼンマイとキャベツのサラダ付き。サラダにはオレンジかレモン風味のゼリーが混ざっている。
意外な組み合わせだが、3品とも味は良い。豚肉は柔らかくてとろけるようだが、肉より脂身の方が多い感じで、これまたかなりこってりしている。


スリーボアーズ
オーガニック・グリーン・タルト、$14。
パイ生地の上にじっくり火を通して甘く味付けした玉ねぎ、その上にブリーチーズを乗せて焼いたもの。最後にオリーブオイルでからめたレタスを乗せている。
こちらも単品で食べた時の味は美味しい。しかし、ブリーチーズとオリーブオイルこってりのレタスで、二口くらい食べたところで、上の豚肉と合わさって急に胃がげっそり。更に3連続で油濃過ぎたため、ここで一気に満腹感。


そして、4品目の、
スリーボアーズ
ダック・レッグ、$17は、スモール・プレートと言うには、やけにでかい。
暫く水を飲みながら休憩、「美味い、美味い」と感動しながら食べる夫に誘われて、一口。
確かに美味い。
もの凄く柔らかくて食べ易い上に、ダック・レッグは豚肉と違って皮以外脂身が無くてさっぱりだが、4品中唯一塩味が濃いと感じた。そして油は写真見ても分かる様に、肉とマメの下にたっぷりと敷かれている。白いマメの味付けはマヨネーズ。しかも、キューピー・マヨネーズの味がする。ちょろっと見えている緑はメキャベツ。
個人的にキューピー・マヨネーズがあまり好きではないからかもしれないけれど、このマヨネーズ味のマメはどうなんだろう? ダックはしょっぱくても美味しかったけれど、マヨ味のマメはイマイチだった。


全体的に料理はそれぞれは美味しいと思ったけれど、どれも油っ濃ぎる。こってりで満腹感を増長するので、4品は多かった。(こってり好きな方なら大丈夫かも)
今回のメニューはウェブサイトに乗っているメニューと異なるので、確かに数日ごとに変わっているようだが、どのメニューも油が多いのか、たまたま選んだメニューの組み合わせが悪かったのかは不明。
ベスト・レストラン第4位は上げ過ぎではないか。
決して悪いレストランではないと思うけれど、ここよりも美味しいレストランは他にもあるんじゃないか、というのが感想。もし本当にこのレストランが第4位なら、エドモントンのレストランレベルを案じてしまいます。
美味しいワインとビールはあります。狭いけれど、1階のバーで飲み食いっていうのが良いのかも...。


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もの凄く久しぶりに劇場に足を運んで観た映画、『アイアンマン3』(Iron Man 3)
アイアンマン3

エイリアン襲撃によるニューヨークでの戦い『アベンジャース』から一年、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、パニック障害に悩みつつ休む間も惜しんで何十体もの新型アイアンマン・スーツを開発していた。
その頃、テロリスト『マンダリン』による連続爆破事件が発生するが、奇怪な爆発のため、合衆国情報部が犯行の証拠を掴む事が出来ずにまごつく中、テロの矛先はトニーに向けられる。


『アイアンマン2』から早くも3年。『2』がそれ程良かったわけでもないのにまた『3』を観に行ってしまったのは、スーパーヒーローものが好きだからというのが最大理由であるが、トニー・スタークのキャラクターが好きなのと、こういうシリーズものは、最初観て面白かったら、余程評判が悪くない限り最後まで観るというのを個人的モットーにしているから。

3作目の出来は、まあまあ。結局『2』と同様、一作目を越えることは出来なかったなという感想。1つの映画に沢山の要素を詰め込み過ぎて、逆にストーリーがばらけた印象がある。
面白いシーンは沢山あるし、ビジュアル的にも迫力あるので、夏のポップコーン映画としての価値はあり。
個人的に残念と感じたのは、これは今やどんなメジャーハリウッド映画も同じことだが、コンピュータによる特殊効果の使い過ぎ(頼り過ぎ?)。それと、今回アイアンマン・スーツが嫌って程出てくるが、あまりにも出過ぎな感じで、ここまで来たら、もうどんな敵が現れどんな状況になっても問題無しでしょう、と正直若干しらけてしまった。ハラハラしない感じで。


映画全般に関して「良かった〜」と言えないが、最も強烈な印象でこの映画を忘れられないモノにしてくれているのが、ベン・キングズレーの中国風中東テロリスト『マンダリン』。 
このキャラ、最高です。



アイアンマン3
スーパーヒーロー業は、疲れる。


アイアンマン3
今回の宿敵。アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)。 そこまで恨む?


アイアンマン3
ベン・キングズレー、素晴らし過ぎ。


もうこれ終結って感じの終わり方だけれど、今回も大ヒットなので、キャストは変わるかもしれないけれど『4』、『5』と続きそうな予感。しかしロバート・ダウニー・Jrじゃないトニー・スタークって、なんだか想像出来ない...。

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...ということで、毎日水やり、温室日光浴、就寝前には優しく話しかけてあげた幼苗たち、おかげで頑張ってすくすく成長中。

種まきから18日経ち、本葉も2セット目が出始めた。
各ポットに2、3粒の種を蒔き、本葉ワンセット目が出たところで元気な苗だけ残して間引き。
しかしどう見ても平等に元気に成長している苗は、どちらも選べないままポットが窮屈そうになってきたので、ちょっと早いけれど大きめポットに植え替えすることにする。
野菜
苗を出したら早速登場。恒例、ティガーの視察が入ります。   『また、おいら用?』


植え替えは、直射日光を避けるためガレージ内にて。
野菜
植え替え直後。全部終わったら、すぐにたっぷり水を与える。


野菜
キュウリ4株とカボチャ4株を、少し大きめのポットに植え替え。
育ちの悪いキュウリと、まだ小さいズッキーニのはそのまま。


野菜
1本立ちにすると急成長する傾向があるので、特に成長を早めたいトマトは、全て少し大きめのポットに植え替え。その他の野菜はそのまま。
さあ、元気に育って下さいね。


実は今年畑を拡張した。
はたけ
半日日影で実りの悪かった苺を、陽当たりの良い場所に植え替え。
ぐったりしているけれど、苺は意外とタフなので大丈夫。沢山ありすぎるのでいくつか犠牲になっても気にならないし、中心にある新しい葉の部分さえピンと生きていればまたはびこります。毎年ランナーを延ばして苗が増えて行くので、植えきれなかったミニ苗が、26本も残ってしまった。
捨てるのももったいないし....欲しい方には譲ります。

広げても広げても、なんだか足りない気がする家庭菜園。
来年は更にアスパラガスのところまで拡張予定。
ミニ耕耘機も欲しくなりそうです。


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ハンガリー記事の後、日本滞在記もちょっと書こうかと考えていましたが、最近あまりにもエドモントンの気候が良過ぎるので、過去記事書くのは止めて、現在の生活に戻る事にします。


干ばつの心配はあるけれど、最近エドモントンのお天気は奇妙なくらい良くて、5月上旬から30度超えの真夏日も何度かあった程。
この分なら、もしかすると、
野菜
5月1日に蒔いた野菜たちも定植までにある程度成長してくれるかも!?


という期待を込めて、種まきから丁度2週間、本日から陽当たりの良い庭に立てた簡易温室に移動です。
野菜
種まきからおよそ1週間で発芽。トマト、バジル、枝豆、ナス、ミントなど。
ナスは大抵上手くいかないので諦めているものの、現在この状態で8月までに実が赤くなってくれる可能性が非常に低いトマトに、一番頑張ってもらいたいところ。


因に、昨年5月22日に畑に定植したときのトマトは、このサイズ。
トマト
今やっと本葉が出て来た今年の苗、あと一週間でここまでの成長はやはり無理か。
トマトの無い家庭菜園なんてあり得ないので、最終的には苗を買って来て植える事になるかも。


野菜
キュウリ、カボチャは順調です。
種が古くなって来ているからか、かなり出遅れたズッキーニも元気になってきた。左がキュウリ、葉の大きいのがカボチャ、右の小さめの苗がズッキーニ。
そして、一番下の段に、ネギ、パセリ、猫草など。


野菜
こちらは10日程前に蒔いた、ラディッシュと小松菜。
ラディッシュも小松菜も暑くなるとハエが寄って来るので、せいぜい6月一杯まで。5月末まで、2週間ごとに種を蒔き、時をずらして収穫出来るようにする。ラティッシュは成長の遅いパースニップと同じ場所に蒔くと、先に成長し、パースニップの幼苗の土が乾燥しすぎるのを防いでくれるとのこと。そしてパースニップが成長する頃には、ラディッシュは食べ終わっているので効率的。
ということで、既に種まき済みのパースニップの手前に、そろそろ2度目のラディッシュ種まきもする予定。


そして、今年初の収穫、
野菜
アスパラガス!
2011年の5月に新たな根を植え付けてから2年目のアスパラガス。
ようやく良い太さになってきました。昨年は殆ど収穫無しだったが、今年はもう少し出てくれそう。
しかし、また忘れて最初の一本目から切ってしまいました。最初の一本目は育てて、2本目から収穫しなければ!だったのに。あまりにも立派で美味しそうなので、取って食べたい誘惑に勝てない...。



さて、日本から戻り2週間ちょっと。
エドモントンに帰宅した翌日は、
雪景色
また雪が降っていて、今年は6月まで冬なのかも...と心配だったものの、


なにやら2週間で急に春を飛ばして暖かくなり、気がつくと、
景色
いつの間にか辺りの景色が茶色から緑に。


景色
やっとまた、短い緑の季節がやってきました。緑を見る度に目が喜びます。



本日のおまけ:
久々のクロコとティガー。
クロコとティガー
相変わらずのラブラブぶりで、シンクロ睡眠中。


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ブダペスト滞在最終日は、マルギット島(英:マーガレット島)へ行ったみた。
私たちが夕方にはブダペストを発つためか、この日は当然の様に朝から晴れ。しかも訪問以来最も暖かい日となった。


マルギット島
ドナウ川の真ん中に浮かぶ、長さ2.5kmの中州の島。
ドナウ川と島を挟んで、地図の左がブダ、右がペスト。


IMG_4366772.jpg
島の南側のマルギット橋から歩いて島へ向かう。


ブダペスト
橋の上からは、ブダ城地区(道を渡れなかったので、遠目ですが)の旧市街のある丘の風景や、


ブダペスト
前日観光したペスト側(ダウンタウン)の建物がよく見えます。


ブダペスト
なんだか代々木公園みたいな感じですが、この島には屋外コンサート場やホテル、スポーツ設備などの施設もあるようです。


更に、
ブダペスト
水鳥が沢山の小さな動物園で、


ブダペスト
オスのクジャクが羽を広げてメスの気を惹く姿にも遭遇。


そして、私が特にこの島に来てみたいと思ったきっかけである、
IMG_438372.jpg
12世紀から16世紀のフランシスコ会、ドミニコ会の教会や女子修道院などの遺跡。


IMG_438672.jpg
殆ど基礎部分しか残っていないけれど、修復補強もされていて、自由に歩き回って見ることができます。


IMG_438872_20130508002726.jpg
ここが多分教会の部分でしょう。奥に見えるのが、祭壇跡らしい。



ところで、この島は散策するにはとても良いと思うが、”ちょっと休んでお茶でも”と思っても何も無いし、公衆トイレ(有料)も一カ所にしかないのでは?という状態で、それが少々残念でした。ホテルへ行けば良かったのかな〜?


さて、これでハンガリー旅行記は終わりですが、実はブダペストからエドモントンへ帰宅したのではなくて、ひと月ほど日本へ帰国しておりました。
寒い寒いブダペストを発つ日、晴れて暖かくなりつつあったと先に書きましたが、4月2日に日本到着でさぞかし暖かいだろうと期待していたのに、成田に着いたら”雨”しかも、寒い!
暖かい日もあったけれど、滞在中は結構寒い日が多くて、時々ウールのジャケット着込む程。
でも私たちが到着する前の3月はとても暖かくて、桜も満開(だったそうで)、2日には東京は結構散ってしまっていました。
どうもエドモントンを出発以来、寒さに取り憑かれていたようです。



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再び少々間があいてしまいました。
エドモントンに帰宅して1週間経ったわけですが、帰宅時に10度そこそこ、翌日は雪、その後も5度あるかないかという寒さだったのに、ちょっと2日ばかり気温が上がって来たなと思ったら、昨日から突然夏になっちゃいました。30度くらいはあったかな。今日も30度、場所によっては31度のところも。日射しは強くカンカン暑いけれど、風が強く湿度が低いため、爽やかです。
この暑さで、我が屋の木は一本だけ大分芽吹いてきましたが、外の景色はまだ殆どが枯れ木。こんなに暑いのに...妙な感じです。でも明日はまたぐっと下がって14〜15度の予報。最近やけに気温の上り下がりが激しいと思う。

という訳で、後手後手の旅行記事の続きを。


デブレッチェンでの夫のグループ展の展示とオープニングを終え、再びブダペストへ。
行きにブダ城(王宮の丘)地区の観光をしたので、帰りはダウンタウンのあるペスト側にしてみた。

到着以来3日に渡って雪、その後もひたすら寒くてお天気の悪かったデブレッチェン、私たちが去る当日初めて朝から晴れて暖かくなりそうだった。この分ならブダペストもお天気は上々かも!と期待し、列車の旅を終え駅に着くと...雨だった。しかも、1週間以上も前の滞在時と少しも変わらない寒さ!
ハンガリーに来て9日目、デブレッチェン出発の朝以外、太陽を見ていない...。


ブダペスト
ペスト側、ダウンタウンの街並。結構古いビルが、良い感じで並んでいます。
しかしやはり経済状態が良いわけではないせいか、見捨てられたようなビルもあり。


ブダペスト
こんな立派な建物も、ガラスが割れたりして、使われていなさそう。


ブダペスト
さてそんな通りの並木道を通って辿り着いたのは、


ブダペスト
英雄広場(Hősök tere)。


ブダペスト
ハンガリーの王様や政治家など、英雄と称する人々の立派な像が立ち並んでいますが、どんな像があるかは、こちらを参照
真ん中のひと際高い柱の上に、大天使ガブリエルも。他にも実在の人物以外の像もいくつかあります。


ブダペスト
英雄広場に入って右側にある、ブダペスト現代美術館。ぜひ見たかったのだが、残念ながら休館。


仕方が無いので、現代美術館の向かい側にある第2候補のブダペスト国立西洋美術館(Szépművészeti Múzeum)
ブダペスト
古代エジプト美術、13世紀から18世紀の西洋絵画、彫刻、19世紀以降の絵画等を収蔵。
結構広いです。現代美術の展示は地下の割と小さいスペースにあり。
また、この時観た企画展は、19世紀に活躍したフランスの有名な画家で風刺漫画家オノレ・ドーミエの、600点近くに及ぶドローイングとリトグラフの版画作品展。


ところでこの西洋美術館の数ある展示室の内の一室に入った瞬間、これまですっかり忘れていた学生時代にブダペストに来たときの記憶がよみがえった。この美術館には来たことがあるよっ!と。
飾ってある絵画で思い出したのではなくて、展示室の形で、その部屋に足を踏み入れた瞬間に記憶が流れ出た。とても不思議な感覚。
それで全部思い出したかというと、そうではなく、その部屋しか思い出せないというのがまた不思議だった。余程印象的な部屋だったんだろう。


英雄広場の奥にはとても広い公園があり、そこにはお城なんかもあるのだが、時間切れで断念。
それはそうと、広場へ行く途中の町中に、こんな建物が。
ブダペスト
『恐怖の館』(House of Terror)。といってもお化け屋敷ではなくて、共産主義自体の恐怖政治の歴史についての博物館。時間無くて入らなかったけれど、観た人の評価は上々のよう。展示は殆どハンガリー語らしいが、1月にワシントンDCで米国国立ホロコースト記念博物館へ行った身としては、こちらを逃したのはとても残念。


ブダペスト
そんな『恐怖の館』の前には、ベルリンの壁の一部や、


ブダペスト
ヨーロッパの冷戦時代の緊張状態を表した言葉である鉄のカーテン(Iron Curtain)を表現したモニュメントなどが何気に置かれている。



さて、明日はいよいよハンガリー観光記最終回となります。
明日もどうぞご訪問くださいませ〜。

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今回のハンガリー旅行の主要目的は、デブレッチェン近代現代美術センター(MODEM)での夫のグループ展。
3月25日にデブレッチェン入りした後、26日からオープニングの30日までの間に、作品の展示作業を行った。


デブレッチェン
着いた日から寒かったデブレッチェン、その日の夕方から雪が降り、作業初日の朝も気合いの入った寒さ。


11人のグループ展だが、会場の広さに圧倒。暗闇の奥にもまだまだ展示室。
丸一日がかりで決定した場所に、それぞれの作家が作品を展示していく。
会場に来ていない作家達の分も、英語の話せない美術館テクニシャンの助けを借りて、我々が展示。
ザ・ニュー・ワールド
夫の展示風景。雁皮紙に刷った油性大型木版画です。
まず場所をしっかりと決めてから、


ザ・ニュー・ワールド
雁皮(作品)の裏に糊を薄くひき、


ザ・ニュー・ワールド
ドライウォールの壁に直接貼付けていきます。


ザ・ニュー・ワールド
他の作家さんも、それぞれ自分の展示作業。


ザ・ニュー・ワールド


ザ・ニュー・ワールド


ザ・ニュー・ワールド
素晴らしい働きぶりであっという間に作業をこなしていく、英語の話せないテクニシャン3人組。
今回のキュレーターであるデレク・ベサントは、グループ展『ザ・ニュー・ワールド』の会場の向かいにある展示室で、同時開催の個展。(これが、彼の個展会場)
この方は、随分前にSNAP新スペースの第一弾展覧会で紹介した作家さん。今回のグループ展実現は、彼のおかげ。


ザ・ニュー・ワールド
そして、グループ展『ザ・ニュー・ワールド』。


展覧会風景の一部です。
あんなに広いと思った会場、奇麗に埋まりました。
ザ・ニュー・ワールド


IMG_432872.jpg


IMG_432572.jpg


IMG_431872.jpg
反対側から。


ザ・ニュー・ワールド
こちら、ビデオ・プロジェクションも使っています。


ザ・ニュー・ワールド


今回の展覧会、デレクを含めた12人のカナダ人版画作家のうち、9人が完全なるデジタル・プリント。
グループ展のテーマが、”伝統的な版画から逸脱した技法や展示方法で見せる”というようなことだったので、デジタルが新しいか? というと、現在もはやそうとも言えなくなってきてはいるものの、やはり伝統技法よりもデジタルに偏るのも自然なことかもしれない。
日頃メゾチントなどの伝統技法で作品を発表している作家も、今回は完全デジタルでの作品。
そんな中で、(自分の夫を褒めるのもなんですが)こつこつと手彫り木版画の夫の作品は際立って見えた。直接壁に貼付けることで壁全体が1つの作品のように見え、インスタレーション的な効果でとても現代的。

インスタレーションと言えば、他にも、立体作品や、天井から吊るしたり、壁では無く窓に向かって吊るしたりなどの展示方法も版画の作品展示としては斬新で面白いと思う。
また、刷る素材も“紙”ではなく、ビニールや布、プラスチック、ガラスなど色々で、”版画と言えば紙に刷るもの”という一般的固定観念を崩してくれそう。この展覧会を見に来る(主に地元の)人達が、版画について新たなる発見をしてくれれば嬉しいけれど、あまりにも一般の人が連想する『版画』のイメージからかけ離れているため、理解不能で戸惑う可能性もなきにしもあらず。
デブレッチェンやハンガリーの人々にどのように受け止められるのか、気になるところです。


どんな技法や展示方法にせよ、イメージ自体が最も大切で、それに関してはどの作品もとても良かったと思います。
展覧会は、6月23日まで開催中です。


おまけ:
野菜
家庭菜園史上最高に遅れをとった室内種まき、5月に入ってついに実行。
今年はそれぞれの野菜の苗の数も減らしてみました。”少ない苗で、多く収穫”を目指したいと思います。
今からで6月の定植までに丈夫な苗に育てられるのか? 特にトマトが心配ですが、発芽したらすぐに外の温室に移動、太陽の光と共に温め作戦で、高速生育に挑戦。成功するのかどうかは、不明。
現在ホットシートで、早い発芽を促しています。


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ブダペスト1日観光の翌日、今回の旅行の目的地であるデブレッチェンへ。
ヨーロッパと言えば、列車の旅。


デブレッチェン
なんだかとっても時代を感じる電車。
ブダペストから東へ220kmの位置にあるデブレッチェンまで、この電車で揺られることおよそ3時間。


デブレッチェン
窓の外はアルバータかと思う程、妙に見慣れた風景が続く。


デブレッチェン
そして、デブレッチェンに到着。
街のメイン通りにある、黄色いグレート教会が非常に目立っている。


デブレッチェン
奇麗な広場です。
デブレッチェンは、ハンガリーで2番目に大きな都市とのことだが、第1都市で首都であるブダペストと比べると規模の差が歴然としている。歩いてみると確かにそこそこ大きな街だが、この写真だと人が居ない上にどんよりと暗いため、余計に寂しい感じに見える。


デブレッチェン
しかし夏はとても奇麗なのだろうな、というのが想像できます。


デブレッチェン
3月25日。メイン通りの広場ですが、寒い、暗い、人居な〜い!


デブレッチェン
でも、建物などとても奇麗です。


デブレッチェン
ちょっと横道に入っても、奇麗だし、


デブレッチェン
宿泊先のホテルも可愛い感じでした。


そして、こちらは『モデム』こと、デブレッチェン近代現代美術センター(MODEM Centre for Modern and Contemporary Arts)、今回の旅行の目的地。
デブレッチェン


現在モデムで開催中の展覧会、『ザ・ニュー・ワールド:カナダ現代版画展』に、夫が参加しているため、その展示作業とオープニングのためにやってきたのでした。

この続きは、また明日〜。


本日も、ご訪問いただき、ありがとうございました。
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お久しぶりです。

先月、『ブダペストに到着』と記事を書いてから更新出来ないままひと月以上も経ってしまい、初めてスポンサー・サイトが出てしまいました〜!
別に、ブダペストで殺害されたとかいう訳ではありませんので、ご安心を。単に落ち着いてブログ書く時間がなかった訳ですが、その訳は後々簡単に触れたいと思います。別にたいした訳でもありませんが...。

で、復活の記事は、後手後手だけれど折角なので、ブタペスト観光記から。
といっても、もう大分新鮮な記憶が薄れつつあるので、写真と共にさらさらと書いていこうと思います。


前回の記事で、”ブダペストはドナウ川を挟んでかつてブダとペストという二つの街だったのが合体した都市”と書きましたが、ブダペスト観光1日しか無かったので、今回はブダ観光のみ。
ブダペスト
ブダ城地区(王宮の丘)界隈は、昼は観光客で賑わい、夜はひっそり。
3月も半ば過ぎというのに非常に寒いため、夏に比べるとかなり空いているはず。午前中は割と静か。


ブダペスト
夜景を撮影したマーチャーシュ聖堂(Mátyás-templom)、反対側から昼間の光で再撮影。
塔が欠けました。


ブダペスト
王宮の丘から、ブダ市街を望む。


ブダペスト
現在発掘中の王宮の遺跡。
ブダ王宮は13世紀のモンゴルの侵略や17世紀のオスマン帝国による攻撃の後も、火災や戦争で破壊されているが、その都度増改築されてきた。建物の地下や発掘されている基礎からも、その深い歴史が伺える。


ブダペスト
何度破壊されてもこの丘に城を建て直す。この丘がいかに大切であったかが良くわかります。


ブダペスト
王宮でも人気の観光地の1つ、ハンガリー国立美術館(Magyar Nemzeti Galéria)ブダペスト歴史博物館(Budapesti Torteneti Muzeum)へ向かう。
ハンガリー国立美術館では、ハンガリーの美術を、中世から20世紀以降に渡るコレクションで紹介。企画展示もあり。入館料は常設企画合わせて、大人一人2400HUF、館内写真撮影は500HUF、ビデオ撮影は1000HUF 等々。


ブダペスト歴史博物館では、ブダペストのと王宮の歴史などを学ぶことが出来る。ゴシック彫刻や中世の王宮建築の基礎なども見ることが出来ます。入館料はウェブサイトで大人一人1500HUFとなっているが、1800HUF払った。写真撮影はここでも別料金。
ブダペスト
博物館中庭。


ブダペスト
この博物館は昔の建物の一部が分かる地下室が、特に面白いと思う。


ブダペスト
博物館からの眺め。


ブダペスト
上の写真のオレンジの屋根の見張り台にも行けるようになっていて、こんな感じ。


ブダペスト
王宮の丘、ブダ城地区はどこも石畳。見栄えは良いが、とにかく歩いて回る人は、底の薄い靴だと足が痛くなる。


それから、ブダペストでもう1つ有名なのが温泉。
ブダペスト
温泉には入らずに、建物見に行っただけですが...ゲレールト・ホテル、温泉私設の入り口。この入り口付近で、温泉の説明をしてくれるお兄さんが張っていますが、この人はただ自分の店の商品を売りたい人なので、必要なければ無視しましょう。


ブダペスト
建物の中。
この温泉施設には、サウナ風呂や男女別の風呂、屋外スイミング・プール、泡立ちスイミング・プール、また、マッサージ・サービスや、療養サービスもあるとか。
利用には水着を着用。タオルと共に水着の貸し出しもしています。


ブダペスト
温泉施設の近くで発見。洞窟教会(Cave Church)。
上記の博物館からの眺めの、丘が実はこれ。地元の観光ガイドにも載っていなかった教会だが、かなり面白そう。
もっと早くに気がつけば是非中を拝見したかった。


そして最後に、日暮れのドナウ川。
ブダペスト


ブダ1日観光を終え、翌日次の目的地であるデブレッチェンへ向かいます。
ブダペスト以上に寒そうな予報のデブレッチェン。
続きはまた明日。


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またちょっと久しぶりになってしまった新記事は、ハンガリーから。
人生で2度訪問することがあるとは思いもよらなかったブダペストに、土曜日到着。

実はフライト前日のエドモントン、大雪に見舞われて空港への高速道路で100台以上の玉突き事故が発生、道路閉鎖状態だった。
雪嵐
とっても心配だった木曜日。


しかし、
雪景色
かなり積もったけれど、フライト当日の金曜日には雪も止んで快晴に。
やはり、日頃の行いが良いせいでしょうか。


クロコとティガー
我々の出発に全く感心なさそうなクロコとティガーにお別れを言って、出発!


そして、無事にハンガリー、ブダペスト入り。
前回の訪問は20年前。街がとても奇麗だったという印象以外の細かいことは記憶の彼方に埋もれているため、初めて来たような新鮮さ。
とりあえず、初日の印象など。
ブダペスト
ホテルの窓からの眺め。
ドナウ川とその向こうに国会議事堂。


ブダペストはドナウ川を挟んでかつてブダとペストという二つの街だったのが合体した都市。
宿泊したのは、ブダで世界文化遺産に登録されているブダ王宮(ブダ城)地区。
ブダペスト
丘の上にあるブダ城地区は、石畳の通りが続く素敵な街並。
昼間は観光客で賑わうが、夜はひっそりと静か。


ブダペスト
マーチャーシュ聖堂(Mátyás-templom)。ブダ城地区にそびえる見事な教会。


ブダペスト
夜のライトアップが美しい。


ブダペスト


ブダペスト


ブダペスト
マーチャーシュ聖堂のある丘から、ペスト地区にある国会議事堂を望む。


ブダペスト、天気予報で予想はしていたけれど、かなり寒い。
ウールのジャケットにマフラー、帽子、手袋は必需品。
エドモントンに比べると湿度が高いため、重ね着で寒さを凌いでいるけれど、ずっと外に居ると体の中まで結構冷える感じ。
あと、石畳の道は一日歩くと足に負担が。靴は底が厚めで平らな物がお勧めです。


では、また時間のある時にハンガリー旅行期アップして行きたいと思います。
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先月、クロコに久しぶりに付けたら3日で無くして来た首輪の記事を書きましたが、
5日前の夕方、電話が鳴ったので出てみると、
「貴方、クロコ?」
と、見知らぬご婦人の声。

またクロコ捕まった? もしや交通事故? いや、猫の名前とウチの電話番号を知っているわけないし! と、焦りつつも一瞬の間に頭の中であれこれ想像する私。

「私はクロコじゃないけれど、ウチで飼ってる猫の名前がクロコです。」

すると、
「あ、それで納得。これは猫の首輪ね。」
との返事。

そう、クロコが先月無くした首輪、このご婦人の家の玄関先の地面の上に置いてあったとか。
雪が融け、それまで埋まっていたのが出て来たらしい。
クロコの安全首輪にはいつも名前と電話番号を付けてあるが、見つけて電話して来てくれたご近所さんは初めて。
「ポストに引っ掛けておくけれど、貴方に会いたいから、取りに来たらベルを鳴らして。」
と言われ、早速受け取りに。

会ってみると、とってもフレンドリーな中年女性で、私が猫が迷惑かけていないか尋ねても、
『これもご近所さんと知り合うきっかけでしょ。』と、大変にこやかな方だった。
言われると確かに、これまで新しく知り合ったご近所さん、全部猫がきっかけだった...。


ということで、猫を自由にローミングさせるメリットとして、ご近所さんの知り合いが増える、というのを挙げておきたいと思います。

クロコ
首輪が戻って来て、嬉しいんだか悲しいんだか分からない程、全く無反応なクロコ兄貴。

因に、私が首輪を持って帰宅すると、最初に出迎えに出て来たティガー、鈴の音聞くなりしっぽを巻いて逃げ去った。それなのに、クロコに着いている首輪の鈴の音なら、全然怖がらないのは一体どういう事なのか?



さて、雪が融けて出来て来た安全首輪。そしてそれを発見したご近所さん。
全くもってグッド・タイミングでした。なぜなら、
雪景色
エドモントン、昨日から大雪で、地面なんてあっという間にすっかり埋もれてしまったから。
しかも、今日もマイナス13℃と暫く氷点下で、全然融けそうもなく、融ける頃には我々お出かけなのです。


雪景色
手摺の上にもしっかりと積雪。
またしても真冬に逆戻り。でも、エドモントンではこの時期の寒波とどか雪、珍しい事ではない。


雪景色
予報通り、20センチくらい積もった。
それにしても雪かきが大変。夫が出張中なんで、私がやるしかない。
 (この後雪かきを実行。結構な量で、表と裏と自宅敷地内と全てやって1時間程かかり、しかもこんなに寒いのに、終わったら汗だくだった。)


まだ暫く寒い日が続きそうだけれど、来週の半ば以降から気温上昇の長期予報。
3月10日から、デイライト・セービング・タイム(夏時間)も始まり日没が7時半過ぎ(今は逆に朝が暗くなったが)と、ぐっと日が長くなったエドモントン。
景色や気温は真冬でも、陽射しの強さはもう冬じゃない。
春分も近いし、春ももうすぐそこですね。


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アルバータ州立史跡の1つである『ルーサーフォード・ハウス』(Rutherford Houseは、アルバータ大学の敷地内のサスカチュワン・ドライブ沿い、川に向かって建つ邸宅。

ルーサーフォードハウス
1911年に2万5千ドルで完成、弁護士でアルバータ州の最初の知事(自由党)であるアレキサンダー・キャメロン・ルーサーフォード(Alexander Cameron Rutherford )とその一家が1940年までの29年間暮らした家で、一次世界大戦前にエドモントン市内に建てられた住宅の中では豪邸の1つ。

現在は年間を通して博物館とカフェ・レストランを営業。その他に結婚式場として貸し出したり、子供向けの催し物なんかもやっていたりする。
久しぶりに思いたって立ち寄ってみたのが、少し前の2月18日(月)フィミリー・デー。
博物館なので基本月曜日休館だが、この日は特別に無料で開館。(通常大人は4ドル、65歳以上と7歳から17歳までは3ドル、6歳以下は無料。より詳しくは、こちらを。)


以下、室内の一部を。
ルーサーフォードハウス
本好きで、4000以上の本のコレクションがあったというルーサーフォードが集めた内の900冊強が収蔵されている書斎。


ルーサーフォードハウス
ルーサーフォード夫妻は多くの人を良く夕食に招待していたということで、この家の中で最も広い部屋であるダイニング・ルーム。オリジナルの食卓は、20人まで囲むことが出来たらしい。


ルーサーフォードハウス
入り口入った真正面に、2階へと登る階段がど〜ん。


ルーサーフォードハウス
階段の上から玄関方面を見下ろした図。


ルーサーフォードハウス
階段を上がって2階の踊り場。2階には客室、夫婦の寝室、子供達の部屋と、メイドの部屋。
ルーサーフォード家のメイドはとても良い待遇で、部屋も小さいながら二つ与えられていた。


残念ながらお休みだったカフェレストラン。
ルーサーフォードハウス
カフェの隣にはルーサーフォード・ハウス・ガーデンもある。
やはり冬よりも、お天気の良い夏の午後、庭の花を眺めながらカフェのテラスでお茶を楽しむ、というのがお勧め。
ただし、誰もが同じ事考えるので、夏は非常に混んでいます。



おまけ:
いつものように、椅子の上で可愛らしく眠るティガーの写真を、
ティガー


撮ったら、目を開けた!                 
ティガー
ぐっすり眠っているのかと思ったのに、さすがティガー先生、敏感です。



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スティーブン・ソダーバーグ監督のサイコ・スリラー、
サイド・エフェクツ
『サイド・エフェクツ(Side Effects)』
観てからまた大分時間が経ってしまったので、簡単に。


精神的に不安定なエミリー・テイラー(ルーニー・マーラ)は、インサイダー取引の罪で4年間刑務所入りになっていた夫(チャニング・テイタム)が出所することへのストレスによる不安から、自殺を図ってしまう。
自殺未遂による怪我の治療後、担当となった精神科医ジョナサン・バンクス(ジョード・ロウ)は、彼女の身の安全に不安を感じながらも、彼のクリニックに通院することを条件にエミリーを退院させることに同意。しかし幾つもの抗鬱剤の薬による治療も、あまり効果がみられないため、ジョナサンはエミリーの過去の精神科医ビクトリア(キャサリン・ゼダ・ジョーンズ)にコンタクトを取る。


サイド・エフェクトとは副作用のこと。
向精神薬の副作用を利用したスリラーで、話を大きくすることも可能だが、身近なテーマである”愛”に収まっている。目の付けどころはユニークなので割と面白いと思ったが、それほど強く印象に残る作品でもない。

前半は、数々の抗鬱剤による副作用に悩むエミリーの姿が延々と描かれるが、中盤から動きあり。後半、ジョナサンと同じペースで観ている側も事実が明らかになってくる中、意外な展開が2転程あり面白いのだが、最後はアメリカの司法制度に納得いかないモノを感じて劇場を後に。
最初は、向精神薬とそれを製造している製薬会社への批判か?と思った。確かにそんな要素もなきにしもあらずだが、ここではそういった問題は観た人が感じるか感じないか程度に使われている。

個人的な印象としては、星5つのうち3つ半くらいか。


サイド・エフェクツ
精神不安定な人妻を好演。素顔がとっても可愛いルーニー・マーラ


ドラゴンタトゥー
同一人物ですが、何か? 『ドラゴン・タトゥーの女』
関係ないけれど、この髪型、なんだか最近ネットで観た、


猫の髪型
前髪ぱっつん猫に似ている...。


で、
サイド・エフェクツ
ジュード・ロウはいつ観ても何を観てもジュード・ロウだわ〜と思ってしまう。
今回は気の毒な精神科医で、『ジュード・ロウ、がんばれ〜!』と応援したくなります。



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先日、家の掃除していたところ、またしても何やら怪しげな物体発見。

ティガーのオモチャ
どう考えても見覚えの無い、グレーのゴムひも。


こんなことするのは、この方以外にあり得ません。
ティガー
             『??? おいらがニャにか?』


...と、とぼけていたティガー。しかし、これは明らかに5つ目のお持ち帰りオモチャ。
(これまでのお持ち帰りオモチャについては、こちらの記事の後半をご参照下さい。)


その証拠に、見せると早速大喜び。
ティガー
         『ワクワク。おいら、これを待っていたニャ!』


ティガー
              『わ〜い!』


ティガー
              『楽しい〜!』   


更に。
ティガー
              『わくわく。』


ティガー
              『それ〜!!』


ティガー
              『捕まえたニャ〜!』


ティガー
              『あッ!!』


ティガー
              『ママ、おいらのオモチャは?』


白状したね。


何よりも細長い物が大好きなティガー、これからも自分用のオモチャは自分で手に入れてくれることでしょう。しかし、持ち帰っても一人で遊ぶことはあまり無く、大抵目に付く床の上に置き去り。
あくまでも我々に遊んでもらうのが目的の様です。

考えてるね?

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先々週、久しぶりに猫用首輪を買って来た。

昨年11月くらいに、またしても安全首輪を無くして来たクロコ。冬場は室内に引きこもりがちなので、これまで無いままにしていたが、狩りの季節も近づいてきたのでそろそろ付けてもらうことに。

...と、クロコに付ける前に、『もしかして、寝ぼけ眼でつければ大丈夫かも?』とふと思い立ち、すやすやと眠っているティガーに最初に付けてみることにした。
冬だし、ダメでも寒くて逃げ出したりはしないだろう、ということで。(以前に一度失敗しているので、一応慎重に。)


ところが首輪を持って行くと、ぐっすりと眠っていたはずのティガー、チリンチリンという鈴の音のせいで、パッチリ目覚めてる。
しかし脳はまだ働いていないようだったので、パッとつけてみたところ、ティガー硬直。
ヤバいと感じてすぐ外してあげたのだが、尾を巻いて凄い早さで外に逃げ出してしまった。
そして外はマイナス13度位だったのに、その後3時間、ティガー帰って来なかった...。

やはりティガーに首輪は、以前にも増して禁物なことを再確認。
交通事故前までは付けていたのに、事故後必要以上に首輪を恐れるティガー。)


そこで、最初の計画通りにクロコに装着。
3ヶ月くらい首輪無しで過ごしていたので、嫌がるんじゃないかとちょっと心配したけれど、付けても殆ど反応無しですんなり受け入れてくれた。
ティガーとは大違いで、余裕のクロコ。

クロコの首輪
しかしクロコの首輪に脅える影が...。        『にゃんだ?』


それは、
クロコの首輪
首輪は怖いが、クロコ兄貴と一緒にいたい。物陰から脅えながら様子を伺うティガー。


しかし、最初クロコが近づくとびくびく逃げ腰だったティガーも、
クロコの首輪
あっという間に慣れた...。
『クロコ兄貴、またこんなもの付けて。おいらが舐め取ってやるニャ!』


とにかく自分が付けられるのはもちろんのこと、私が首輪持って歩いているだけでも相当脅えていたのに、クロコ兄貴なら良いらしい。
愛の力は素晴らしい。


...と、ティガーも慣れて良かったと喜んでいたのもつかの間。
3日後、クロコ再び首輪を無くしてご帰宅。とほほ〜。
安全首輪だからといって、最近の商品はあまりにも外れ易過ぎると思う。


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今朝起きると体中が痛かった。
足首、手から首までとにかく至る所の筋肉が痛い。


実は、この体中の筋肉が痛い原因は、信じられないかもしれませんが、なんと、
カーリング
カーリング!


カーリング(Curling)。
カナダの冬のスポーツと言えば、ホッケー、スケート、スキーなどが人気だが、いかにも北国のスポーツであるカーリングも、安定した人気を誇る。
発祥はスコットランドだが、正式なスポーツとして確立されたのはカナダである。
名前の由来は、滑らせる石(ストーン)が、どうやっても自然に回転し曲がる(カールする)から。

ワン・レーン(カーリングではシートと呼ぶ)2チーム、ひとチーム4人で8つの石を交互に滑らせ、最終的にレーンの向かい側にある目標の円(ハウス)の中心に近いところに石を置いたチームが得点を得る。10回まで繰り返して勝敗が決まる。



ということで、テレビでしか競技を見たことのないカーリング、初体験。
カーリング
場所は、ストーニー・プレインのウエストリッジ・カーリング・クラブ。


カーリング
カーリング場に初めて入る。わくわくします。
基本的に氷なので、動かないと寒い。服装は、股引に楽なパンツ、フリース、ジャケット、そして手袋などを用意。真剣に取り組むとすぐに暑くなるので、重ね着が良い。


カーリング用の靴というのも売っているが、靴底が奇麗なものであれば、何でも良し。
普通の靴の場合は、グリッパーとスライダーを装着。
カーリング
グリッパー。ゴム製で靴の上に履く。右で石を滑らせる人は右足に、左手の人は左足に装着。


カーリング
スライダーは、逆の足に。スライダーと呼ばれるだけあって、つるつるです。


そしてもう1つ、カーリングと言えば、氷を磨いて石をより滑り易くするためのホウキ。
カーリング
昔はこんな風に、見るからに掃除用ホウキを使っていたが、現在は、


カーリング
床磨きブラシ風になってます...って、どっちにしてもお掃除用品に似ていることは変わり無し。
このクラブで借りることが出来るのは、スポンジに布を巻いたようなブラシだが、動物の毛で出来た高級ブラシもある。



ということで、準備が整ったら、まず基本の型である、石投げポーズの練習から。
カーリング
初心者。


カーリング
上級者。


カーリング
プロ。

石を持つ手の反対側にブラシを持つが、これで体のバランスを支える。
ブラシはスポンジや刷毛の方を氷に付けると滑りが鈍くなるので、必ず背の部分が氷に当たる様に持つ。
簡単そうに見えて、めちゃくちゃ難しい。まず、始めはバランスとるだけで精一杯で、前に滑りません。
蹴り足の力をかなり要するのだが、自分の蹴り力の無さに驚く。


慣れるまで暫く練習したら、実際にシートで石を滑らせる練習開始。

カーリング・ストーンは、約20kg。
底は真ん中が凹んでいるドーナツ型で、実際に氷の表面に触っている部分は少ない。氷の表面も微妙に凹凸があり、それが逆に滑りを良くしている。
カーリング
ハック(Hack)と呼ばれる蹴り台から、


ハウス向こうのホッグライン(Hogline)を目標に滑る。
カーリング
矢印のところ。ハックからおよそ10m。
このラインを越える前に石を手から放さなければならない。体だけ越えるのは良いが、石を持って越えるのは失格。
しかし、最終的には、あと1mくらいまで近づくことは出来たものの、私はどうにもこのラインまで辿り着くことは出来なかった。石の方が私よりも滑るのが早くて、石に引きずられる感じになり、ホッグラインよりも大分手前で石を手放してしまう。


カーリング
石のスピードを見て氷を磨く。
このブラシ作業が半端なくキツい。


カーリング
プロ。



テレビで見ていて簡単そうに見えるカーリングだけれど、実際は以外とハード。石を滑らせるポーズだけでも相当練習必要だけれど、必死で滑らせても向こう側のホッグラインまで届かなかったり(失格)行き過ぎちゃったりで、ハウスに入ってくれないし、手首の技で石を置きたいところに滑らせるのが、やってるつもりが全然トンでもないところに滑って行っちゃうし。見てるだけでは、スポーツなんですか!?と思っちゃったりするブラシも、毎日真剣に家の床磨きでもして鍛えてないと、腕がついて行けず。ブラシの練習だけでかなり汗だくです。
『早く早くっ!』て言われても、そんなに早く腕が動かないし。


3時間の練習後、6つのチームに分かれて3回までの軽いゲームを1時間。カーリング初体験は合計4時間だったが、翌日のこの筋肉痛は予想外。
更に、カーリングで負傷する人なんて、石に頭をぶつける以外にあり得ないんじゃないかと思っていたけれど、石を滑らせるのにバランス崩して倒れている間に、首の筋肉を延ばしたのと、親指で倒れた体を支えた瞬間に軽くねん挫もしました。また、うっかりスライダー履いている足で立ち上がろうとか、踏ん張ってしまったりして滑って転ぶの繰り返しで、氷に尻を打ち付け過ぎ、尻も痛いです。
首と親指と尻の痛みプラスに筋肉痛。カーリング、侮れません。


でも実は結構楽しかったので、今後もチャンスがあれば挑戦してみたい!とは思いました。
次はちゃんと初心者からのワークショップにでも参加してみるかな、と。


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2月も半ば、今年も確定申告の季節が近づいて来た。
カナダの確定申告の締め切りは4月30日だが、今年はいつもよりも大分早めに終わらせたいので、ここのところ1年溜め込んだレシートの計算に忙しい。
(1年も溜め込むな、って話ですが。)

でも、そんな淡々としたつまらない作業に、とても頼もしいお手伝いさんが...


それは、もちろん、
ティガー
『おいらニャ〜! むふふ。


毎年恒例、机で頑張るママをお手伝い。(机周りが乱れているのはスルーで宜しく。)

今年はまず、ティガー御自慢の”尻香”で景気付け。
ティガー
『ママ、どうぞ。』

ん〜、ありがたいことです。


そして、
ティガー
『この散らかり様、やっぱりまたおいらの手伝いが必要そうニャね。』


ティガー
『えっへん。これで、どうニャ。』

あの〜、まさに今一番必要としている物の上に乗ってますよ?


ティガー
『一番必要だから、散らかった中でも一目でどこにあるのか分かり易い様にしているニャ。』

なるほど...。



....と、ティガーのおかげで作業もはかどり、今日の目標は達成。

ティガー
『おいらのお手伝い、どおニャッた?』

素晴らしかったですウ〜。


ティガー、自分の壁紙の隣でご満悦。
ご苦労様です。


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